2016年07月10日

The Bruery

最初の目的地はThe Brueryです。
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ロングビーチからUbarを利用して一路アナハイムを目指しました。 約40分くらいで醸造所に到着。 すぐにオフィスに向かい、プライベート・ブルワリーツアーをしてもらいました。

こちらは2008年創業の比較的新しいブルワリーで、ハイアルコールやサワー等をバレルエイジすることに力を入れています。 bry_pilotsystem.JPG
まず最初に案内してもらったのがブルワリー。 写真にあるシステムは3バレルのパイロットブルワリー。 ロコビアのシステムより若干小さいですが、ほぼウチと同じサイズでパイロットをおこなっていると言うことでその規模が想像できるかと思います。

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特に目を引いたのがこのタンク。 単なる発酵タンクではなく、イーストを培養するためのタンクだそうです。 高比重のビールを沢山造っているためイーストにはかなり気を使っているとのことでした。

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続いて案内してもらった別棟がバレルを保管するための建物。 バレルが積まれている様は圧巻です。 ここで1年〜2年くらい寝かせた後、いくつかの樽をブレンドして瓶詰めされるとのことです。

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パッケージングラインは一昨年に新しい設備を導入したとのことですが、それまでは日本でもお馴染のメヒーンを使っていたそうです。

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ひと通り案内してもらい、テイスティングルームへ。 まだ日が高いうちからビールファンすでに沢山来てビールを楽しんでおり、外にはキッチンカー(アメリカではフードトラックと言うらしい)も出ていました。

以下、飲んだビール
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・Marzipan Black Tuesday (18.9%)
紹興酒の様な熟成した香り。まろやかな口当たりでアルコールをほとんど感じさせない。 バーボンバレルインペリアルスタウトにアーモンド、チェリー、バニラビーンズを入れてあるらしい。 (招待された会員限定メニュー)

・Tart of Darkness Cherries and Vanilla 2016 (7.4%)
スパイスの香り。酸味がとても強い。チェリー感はあるがバニラは感じられない。 オーク樽で寝かせたサワースタウトでチェリーとバニラビーンズが入っているらしい。 (会員限定メニュー)

・Chronology (16-17%)6〜24か月の飲み比べ
6か月…コーヒーのようなテイストが若干有り。すでにエイジング感が結構出ている。
12か月…6か月よりも熟成感が増している。コーヒーっぽさは弱くなりキャラメルのようなモルト感が出ている。
18か月…かなり紹興酒の様なアロマ。少し酸味みたいなものも感じた。
24か月…ほとんど紹興酒。後味の酸味も強くなっており、同時にモルトの複雑さも出てきている。
(会員限定メニュー)

・Sour in the Rye w/ nectarines (7.8%)
「American Wild Ale with Nectarines」と書いてあるが、ウメのように感じるのがネクタリンか? ライの感じはわからない。

・Wee Heavy Coconuts (13.5%)
ココナッツの香りが良く出ており、飲んだ時の噛み応えのある感じがさらにココナッツフレーバーと良くマッチしている。 バレルエイジのウィへヴィにココナッツとスパイスが入っているらしい。
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2016年07月09日

ロングビーチ

滞在先のサンタモニカ周辺からメトロに乗ってロングビーチへ向かいました。

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まずは今年の5月に開業したばかりのサンタモニカからロサンゼルス中心部へ向かう電車に乗りました。 「メトロ」と言うので地下鉄かと思っていたら路面電車に近い電車で、専用路線では早いものの町中では信号待ちをしたりしてかなりノンビリと走っていました。 乗った電車は日本製の車輌らしく、KINKISHARYOと内部にかかれていました。 途中でロングビーチ行きの電車に乗り換えたのですが、こちらは日本車輌製の様でした。

ロングビーチの途中で下車し今度はバスに乗ってようやく最初の目的地であるGLOBAL CRAFTのオフィスに到着。 本日のツアーホストのジェッシーさんと合流できました。 軽く挨拶を済ませた後、早速物流倉庫内を案内してもらいました。

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こちらの会社は日本にアメリカのクラフトビールを輸出したり、海外からアメリカにクラフトビールを輸入したりしている会社で日本でお馴染のナガノトレーディングの関連会社です。 今回案内してもらった倉庫は全米からのビールを集めてコンテナに詰替える倉庫。 倉庫内は全て4℃以下(部屋によっては氷点下)に保たれていて、冷蔵のトレーラー(コンテナ)が直付け出来るような構造になっていました。 これで醸造所から出荷されたビールが一度も常温に晒されることなく、日本に届く仕組みになっています。

ザックリとしたツアーを終え、本日のブルワリー巡り開始。 まず最初はロングビーチにあるBeachwood BBQに向かいました。

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表から見ると営業中のように見えたのですが、入り口にはClosedの張り紙が! 翌日の周年祭の準備で本日はお休みとのこと。トホホ。 仕方がないので近くにあるホットドッグとクラフトビールが飲めるDog Hausに行くことにしました。

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こちらの売りはホットドッグとかハンバーガーとかのようで、醸造こそしていないもののクラフトビールが10種類くらい楽しめるようになっています。 ホットドッグの種類は多過ぎて注文に迷ってしまうほど。 結局クラッシックと言うのとBarley Forgeの「CA MARCHE」というセゾンを注文しました。 ビールを飲みながらホットドッグが出来上がるのを待っていると、一緒にブルワリー巡りをするライアンさんが登場しました。

ここで飲んだビール
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・CA MARCHE (Barley Forge)
ロングビーチから近いコスタメサにあるブルワリー。 少々濁り有り。炭酸が弱くイーストキャラクターがより強く感じる。若干アセトアルデヒドっぽい。

・BLONDE (Mother Earth)
ロサンゼルスとサンディエゴの中間ビスタにあるブルワリー。 非常に軽く飲みやすいブロンドエール。

・.394 (AleSmith)
昨日ビンで飲んだものと同じ。 とても良くできたアメリカンペールエール。
タグ:LA&SD2016
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2016年07月08日

ロサンゼルスに来ました

LA.JPG ひょんなことから急遽ロサンゼルスに来ています。 これから一週間かけてロサンゼルス&サンディエゴのブルワリーを巡る予定です。 さてどんなビール達に出会えるのかドキドキ・ワクワクです。 ブログを何処まで更新できるかわかりませんが、備忘録も兼ねてなるべく更新したいと思います。

とり合えず到着してから飲んだビールのテイスティングメモ。

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・CALIFORNIA KOLSCH (BALLAST POINT)
色は少し濃いめの金色。炭酸はそこそこ強いが泡は少なめ。モルティさとホップがバランスしているが、どちらも主張していて単なるペールエールと言う感じ。

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・BEACH HOUSE Amber Ale (STRAND BREWING)
ロサンゼルスの隣町トーランスにある醸造所のビール。小さい醸造所らしくとてもホームブルー的な味。アメリカンアンバーにしてはホップは弱めに感じた。

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・JUMPING COW Amber Ale (Trader Joe's)
濃いめのアンバー。見た目は良いがダイアセチルを感じた。ロサンゼルスにある風変わりなスーパーTrader Joe'sがコントラクトで造っているビールらしい。

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・San Diego Pale Ale .394 (AleSmith)
ホップの香りが良い。飲んでもかなりのホップキャラクターを感じるが渋さはなく、良くできたアメリカンペールエール。.394は地元のメジャーリーグチームのナインが記録した最高打率に由来しているらしい。
タグ:LA&SD2016
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2016年05月19日

2016年5月の勉強会

暫く更新をサボっていてすみません。

気がつけば春のけやきひろばビール祭りも終わって、もう5月中旬。 前回このブログを更新したのが1月中旬だったので4か月間も放置してしまいました。 普段からそれほど頻繁に更新しているブログではありませんが、またポツポツと記事を投稿して行こうと思っておりますので、末長くお付き合い下さい。

さて、今月の勉強会。お題目は1月と同じ「ゴーゼ」。 前回は「これから造るぞ」と言うことで飲んでみましたが、今回は出来上がった製品もあったので比較の意味も込めてテイスティングしてみました。

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左から Almanac Golden Gate GoseModern Times FruitlandsLocobeer Pink Boots Gose の3本。

参加者5人中3人は前回のゴーゼにも参加した人でしたが、 飲み慣れていないスタイルのため今回もBJCPのスタイルガイドラインを読んだだけでの テイスティングとなりました。

以下、テイスティングノート。 「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(5人)の平均点です。 (どちらも50点満点)

Almanac Golden Gate Gose (点数34、平均点33)
フルーツアロマ。背後に少々酸味のアロマもある。コリアンダーはほぼ無し。 色は薄くクリアーで泡立ちも弱く、泡もほとんど無し。 レモンのようなフレーバーでかなり強めの酸味。食塩の特徴は弱い。ドライ。 ミデアムライトのボディで炭酸は少し弱め。 かなり酸味が強いため現代風のゴーゼと言うよりは歴史的なゴーゼを手本にしているのかも。

Modern Times Fruitlands(点数25、平均点25)
ミードのようなもっさりとしたアロマ。コリアンダーは無し。 大きく細かい泡。ボディはクリアーで少し赤みがかった色。 強めの酸味でレモン様ではあるが、ベリーのような風味も感じる。ドライで塩っぽさはほぼ無し。 ミデアムライトのボディに強めの炭酸。強い酸味。 チェリーを加えたゴーゼなので純粋なゴーゼと見るとスタイル外れ。 スペシャルティとして評価すべし。

Locobeer Pink Boots Gose (点数36、平均点35)
軽いコリアンダーの香り。 大きく細かい泡。金色のボディで濁りがある。 酸味はかなり弱く、塩っぽさの方が強めのバランス。その分モルト間も出ていて少し重めの印象。 ミデアムボディに強めのカーボネーション。 バランス的にもう少し酸味があっても良い。

結果、僅差でPink Boots Goseが今回のBest of Showになりました。 国内で手に入るゴーゼで瓶詰めされている製品は、アメリカン・クラフトくらいしか手に入らなかったのでその傾向しかわかりませんがどれもかなり強めの酸味になっている印象でした。 スタイルガイドラインにあるコリアンダーも弱く、流行りのゴーゼは酸味を強調したベルリナーヴァイスの少し強いバージョンという感じなのかなと思いました。

ウチのゴーゼはスタイルガイドラインを参考にして造ったので、流行りとは少し違った傾向となっていますが、バランス的にもう少し酸味があっても良いと思うので、次回は少し酸味を強調してみたいと思います。 (次回醸造はあるのか不明ですが…)
posted by FB担当 at 10:00| Comment(2) | TrackBack(0) | テイスティング

2016年01月14日

2016年1月の勉強会

今年初めてのテイスティング練習会に参加してきました。 8月の事故以降も直後の9月を除いて毎月参加してきましたが ブログ更新が滞ってしまいなかなか紹介できずにいました。

さて、今回のお題目は「ゴーゼ」。 塩を使ったビールとして知られているけれどマイナースタイルです。 その歴史は長く中世にはすでに飲まれていたとの記録があるそうですが、第2次世界大戦後に急速に衰退し1960年代に一度滅んでしまったとのこと。 これが1980年代に復活し今日のクラフトビールブームで再発見され、ちょっと前からアメリカではかなり流行っているスタイルとなっています。

目白田中屋にゴーゼを買いに行ったところ、なんと5種類のゴーゼが販売されていました。 今回はそのうちの3種類をピックアップしてテイスティングしてみました。

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左から Stillwater Artisanal - MoneyTree$Stillwater Gose Gone WildPrairie Flare。 ドイツのオリジナルに近いものはひとつもなく、全てアメリカのクラフトビールでした。

参加者が5人とも殆ど飲んだことのないスタイルのため、 BJCPのスタイルガイドラインを読んだだけでのテイスティングとなり、 未知のスタイルをテイスティングする祭の良い練習となりました。

以下、テイスティングノート。 「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(5人)の平均点です。 (どちらも50点満点)

Stillwater Artisanal - MoneyTree$ (点数34、平均点35)
モルトの香りと背後にホップの香り。シトラスの弱い香りもあるがコリアンダーは感じられない。 持ちの良い細かい泡だが大きくはない。発泡性。無濾過の割りには透明度が高い。 レモンのようなフレーバー。 爽やかな酸味と少々の塩味を感じるがしょっぱいほどではない。 酸味とモルトのバランスが良い。 ボディはミデアムライトで強炭酸。 良くできた爽快なビールだが、スタイル的にはホップキャラクターが出ている点、コリアンダーが感じられない点が残念。

Stillwater Gose Gone Wild (点数30、平均点32)
強いホップアロマと背後に甘いモルトの香り。少々イースト臭があり爽快感を損ねている。 色は薄く、ほど良い濁り。細かく持ちの良い泡だがヘッドは小さい。 酸味が強くホップキャラクターも強く感じ、フィニッシュにも酸味が残る。 塩は感じられない。 ボディはミデアム程度。高炭酸。 ホップが利き過ぎている点がスタイル的に外れているが、爽快感は逆に増しているように感じる。 コリアンダーのキャラクターが感じられない。

Prairie Flare (点数34、平均点32)
甘いピルスナーモルトの香り。フルーツの香りも感じる。 少々スパイシーなホップに似た香りも感じられるが、コリアンダーとは違うように思う。 乳酸由来の酸っぱい香り。 かなり大きなヘッドだが、泡はきめ細かく持ちも良い。少々濁りあり。 モルティなフレーバーに塩っぽい味。酸味は控えめでバランスが良い。ホップは感じられない。 ミデアムボディで高炭酸。 全体的に少々爽快感に欠ける。

どれも酸味が利いた爽快なビールで、料理にも会いそうな感じでした。 しかし今回は3本ともスタイルガイドラインにある「コリアンダー」が感じられませんでした。 それもその筈か?3本とも純粋なゴーゼではなく、 それぞれ「ゴーゼスタイル・セッションIPA」「ゴーゼ+ワイルドイースト」「ゴーゼ+フルーツ」 とのこと。 この辺がアメリカのクラフトらしく面白いと思いましたが、純粋なゴーゼを飲むと言う課題ができてしまいました。
posted by FB担当 at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング

2015年12月31日

2015年を振り返って

2015年も今日で終わり。 今年も色々ありました。

その中でも強烈に記憶に残った出来事は何と言っても家族全員でもらい事故に遭遇したことです。 かなりのスピードで正面から追突され、一命は取りとめたものの、 ちびっ子スタッフが一生残る傷を負ってしまったことが悔やまれます。

この事故の影響で出店予定のイベントを急遽取りやめたり、 製造や出荷が止まり取引先の皆さまにも大変ご迷惑をおかけいたしました。 しかし皆さまのご支援のお陰でなんとか年を越せそうです。 本当にありがとうございました。

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発売が延期となっている『参周年記念醸造』の瓶詰めもなんとか年内に終わりました。 写真のように恒温庫に入れ、年明けまでボトルコンディションした後で状態を見て発売する予定です。

年明けは、横浜で開催されるJapan Brewers Cup 2016が初イベントとなりますので またよろしくお願いいたします。 来年もまた色々と醸造して行きますので
posted by FB担当 at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと

2015年08月21日

2015年8月の勉強会

今回のお題目は「セッションIPA」。 最近流行りのスタイルなので色々な種類が売っているかと思いきや、 瓶詰めされている製品は以外と少なくなんとか3本入手しました。 (直前に参加者の指摘により大手メーカーも出していることが判明したのですが間に合いませんでした)

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左から Gilgamesh Hoot AttackBlack Isle Session IPAStone Go To IPA。 それぞれの産地は、オレゴン@アメリカ、スコットランド、カリフォルニア@アメリカでした。

さてこのスタイル Beer Judge Certification Program (BJCP) の2008年版スタイルガイドラインだと「スペシャルティ・ビア」として審査するしかなかったのですが、最近発表された2015年版では「スペシャルティIPA」というサブカテゴリが出来、審査カテゴリーも変更になりました。 しかし、ブラックIPAやベルジャンIPAと言った割りと古くからある特定の“IPA”に関しては説明があるものの、セッションIPAに関してはそれがありません。

エントリーする際の注意点として記載されている項目には、 すでに定義されている別のサブカテゴリーのアルコール強度が違うもの(例えば、セッション・アメリカンIPA)を使用しても可とされているので、今回はアメリカンIPAのアルコール度をセッション(ABV 3.5〜5.0%)に読み替えたものをスタイルガイドラインとして使用しました。

以下、テイスティングノート。 「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(6人)の平均点です。 (どちらも50点満点)

Gilgamesh Hoot Attack (点数32、平均点30)
弱いホップのアロマ。背後に若干のモルト香。IPAを名乗るにはホップアロマが弱い。 金色で細かい泡。持ちも良し。 ホップフレーバーは強めで苦味もある。ドライだが少し渋味が残る。 ミデアムライトなボディ。 渋味が気になる。

Black Isle Session IPA (点数25、平均点25)
若干ホップよりな香り。かなり強くダイアセチルを感じる。 濃い金色のボディ。細かく持ちのよい泡。 飲むとダイアセチルフレーバーが支配的。 次にホッププレーバーが来るが渋味が強い。 ミデアムライト、中程度の炭酸。 オフフレーバーが強いためかホップのキャラクターが弱めに感じた。

Stone Go To IPA (点数35、平均点36)
グレープフルーツのような柑橘ホップのアロマ。背後にモルト香。 薄い金色で透明。細かく持ちのよい泡。 強力なホップフレーバー。モルト感は弱めでカラメル感はなし。 ドライなフィニッシュだが少し渋い。 炭酸は強めで、ミデアムライト程度のボディ。少しアルコール感を感じる。 セッションと言うよりはスタンダードなアメリカンIPAと言っても過言でないかも。

これまでに無いスタイルガイドラインの使い方だったので、ちょっと評価に手間取りました。 新しいBJCPスタイルガイドラインに早く慣れるよう、もう少し訓練が必要に思いました。

久々の典型的なダイアセチルは初期の地ビールブームを思い起こさせ、 少し懐かしい香りに感じました。 とは言うもののこれをパイントで飲むのはちょっときついですね。
posted by FB担当 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング

2015年08月17日

SMALL PINE Craftbeer & Kitchen

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秋のけやき広場に持って行くビールの仕込みも終わり一段落した週末に、今年初となる海水浴に出かけました。 行き先は波崎海水浴場。 子ども時代は夏になると毎年のようにこの海水浴場に行っていたとても思い出のある場所です。 今回は数十年ぶりの訪問でしたが、国民宿舎も取り壊され当時の面影は皆無となっていました。 そんな波崎海水浴場に行ったのは、もう一つの目的があったからでした。 …それは今年3月にオープンしたSMALL PINEさんに寄ることでした。

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波崎海水浴場から鹿島方面に向かってしばらく行った住宅地。 広い一軒家の一部を店舗にした造りになっています。 一軒家と言ってもかなりの広さがある家で、店舗だけでかなりの広さ。 ざっと見たところユーカリが丘醸造所よりも広い感じです。 ドア越しに見えるホップを象ったような電灯がとても印象的です。

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木材を生かした店内は木の香りが良くとても落ち着いた空間となっています。 店内にはカウンター席の他テーブルがいくつかありますが、特筆すべきはビリヤードの台があること。 アメリカのビアバー等ではたまに見かけるのですが、日本のクラフトビールを提供するお店でビリヤード台を見かけるのは珍しいと思います。 それだけスペースに余裕があると言うことですね。

タップは3本。 この日はベアード、コエド、ロコビアが繋がっていました。 他にボトルビールも結構揃っていて輸入ビールから国産クラフトビールまで幅広く揃っていました。 ネストビールで造ったと言うSMALL PINEオリジナルビールもあったので注文。 ボトルコンディションらしいビールと言った感じでした。

今回、駆け足での訪問でゆっくりと飲むこと出来ませんでしたがぜひ落ち着いてビールを飲みたいお店です。

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■ショップデータ
SMALL PINE Craftbeer & Kitchen
住所:茨城県神栖市土合中央3-5-2(Google Mapで見る)
電話:0479-26-3316
URI: https://www.facebook.com/smallpine.kamisu
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2015年08月07日

喜んで良いのか?

ある通販サイトに「佐倉スチーム」の24本セットが掲載されています。

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http://www.shochu.me/index.php?main_page=product_info&cPath=56_67&products_id=23779

この通販サイトは表示を義務づけられている「特定商取引法に基づく表記」も無ければ、日本語も不自然でかなり怪しさ満載。 時計とかカメラ等ではこう言う怪しいサイトをいくつか見ましたが、まさか酒類を扱うサイトまで登場するとは…。 さらにロコビアの製品が掲載されているのですからオドロキも一入です。

こちらを運営されている会社さんとは直接の取引きがありませんので掲載の商品は正規品ではないと思います。 (問屋さん経由で商品が流れているという可能性もゼロではありませんが、出荷状況から言ってほぼ無いと思います。) 第一、きちんと商品が届くのかもわかりませんので、ご利用の際には十分ご注意下さい。

こう言う怪しげなサイトにまで掲載されてしまうと言うことは、それだけメジャーになってきたということなのでしょうか? なんか素直に喜べませんね。
posted by FB担当 at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ロコビア

2015年07月18日

ダムの放水

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奈良の山奥、風屋ダムに来ました。 ダイナミックな放流を見ることが出来たのですが、昨日までの台風の影響で水が濁っていたのが残念。
posted by FB担当 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のできごと