醸造が終わり、打ち上げを兼ねてEX NOVOに行きました。
今回最後のブルーパブです。
今回の醸造イベントで日本人を呼ぶことを提案したオ州酒ブログのレッドさんによれば、
このブルワリーの特徴は“非営利”であることだそうです。
醸造所設立に掛かったお金やランニングコストを差引いた利益はどこかに寄付をするとのことです。
中に入ると奥に醸造設備が見えました。
標準的な10bblsくらいのシステムでした。
とりあえずサンプラーで全種類持ってきてもらいました。
以下メモ書き。
・ELIOT IPA
ホップの香り麦汁的な紅茶の香り。
ホップフレーバーが強く少々渋い。
・MEXICAN LAGER
ライムの香りで背後にグレインの香り。
グレイニーで柑橘っぽい。
後味に少々ピリッと辛いアクセントを感じる。
・DYNAMIC DUO IIPA
トロピカルフルーツ系のホップ。
ホップフレーバーが強くジューシーな感じ。
濁りあり。
ビンで飲んだよりもフレッシュ。
・CALTUS WINS THE LOTTERY
ピンク色の特徴的なボディ。
乳酸の香り。酸味も強く後味にベリーのようなフルーツ感。
・WHERE THE MILD THINGS ARE
麦茶と濃色モルトの香り。
モルティで後に少々酸味。
・COFFEE STOUT
ブラックコーヒーの香り。
チョコレートっぽいフレーバーと背後にシイタケの様な雑味を感じた。
モルティで甘くホップの渋味。
・BELGIAN DARK
イーストの香り。
少々酸味の香りとモルトの香り。
ダークフルーツぽい。
イースティでアセトアルデヒドっぽい。
・B.A. BELLY RUB
樽っぽい香りとスパイスの香り。
酸味が強くスパイシーなフレーバー。
温まり感あり。
・NEW SPIN IPA
ホップの香りが強い。
ホップフレーバーも強い。
渋味はあまり無い。
モルト感のある西海岸風IPAのセッション版と言った感じ。
・DOT THE O - KOLSCH ME OUTSIDE
フローラルなホップの香り。
グレイニーなフレーバーでホップキャラクターは弱い。
後味がクリーンでなくオフフレーバーっぽいモノを感じる。
・WHISKEY BIERE DE GARDE
ウイスキーの香り。
甘い口当たりでウィスキーのフレーバー。
複雑なイーストの香りと甘めのフィニッシュ。
強いアルコール感。
2017年07月26日
2017年07月25日
Brew Day !
今回のポートランド訪問のメインイベント、オリジナルビールの仕込です。
オリジナルビールの仕込みとは言ってもロコビアとのコラボと言う訳でなく 呼ばれたのは昨日合流したビア友の考案のビールを造る醸造。 もともとビールに詳しい彼が日本とオレゴン州の友好のシンボルとしてポートランドでビールを造ることになり、折角の機会なのでご一緒させて頂いたという経緯です。 そういう経緯もあり、出来上がったビールは10月にポートランドで行われる プロの醸造家と一般の人とのコラボビールを集めたPro/Amイベントで お披露目される予定です。 (このイベントにも行かないとならない様な…)
仕込み場所は昨日ランチを取ったアランさん所有のZoiglhausではなく、 掛け持ちでブルーマスターを務めるもう1軒のPintsで行われました。 目の前にライトレールが走るポートランドの町中にあるブルーパブで 朝7:00〜昼頃まではコーヒーショップ、その後はビールも提供する ブルーパブとして営業しています。
ここは3.5bblの仕込釜で発酵槽が7bbl。 そのため2バッチ仕込みを行います。 古いイングリッシュエールを造るための設備なので、醸造の仕組みを理解するのにとても良い教材とのことで、最初のバッチをアランさんが造るのを見て、2バッチ目を彼が造るということになりました。
ここも他の醸造所同様、1階部分と同じだけの地下部分があり そこに貯酒タンクや原料等が置いてありました。 写真の手前に見える貯酒タンクには温水を流すホースが巻いてあり、 タンクを温められるようになっているとのこと。 このタンクで乳酸発酵もやるそうです。
7:00に集合して軽く打合せをしていよいよ醸造開始!
水質調整のための塩の計測から、ホップや麦芽の計測、 出来上がった麦汁の比重測定など、通常ブルワーがやる仕事をひと通り 素人にやらせるという大胆さにも驚きましたが、 それを見事にこなしていたビア友にも驚きました。
FB担当は横で見たり写真を取ったりしていただけなのですが それでも色々と勉強になりました。 一度ブルーマスターを丁稚奉公させてやりたいと思いました。
熱源が電気のためマッシングが終わってから煮沸が始まるまで 2時間暇な時間があるとのことだったので ダウンタウンでショッピングでも出来るかなと思っていたのですが、 10月のイベントを主催するフリーペーパーの取材が入ったり、 ランチの時間に持参したロコビアのビールの評価をしてもらったりしていたら あっという間に終了してしまいました。
その後2バッチ目の仕込みを行い、これが終了した時点で残りはアシスタントブルワーに任せ、 我々の仕事は終了となりました。
オリジナルビールの仕込みとは言ってもロコビアとのコラボと言う訳でなく 呼ばれたのは昨日合流したビア友の考案のビールを造る醸造。 もともとビールに詳しい彼が日本とオレゴン州の友好のシンボルとしてポートランドでビールを造ることになり、折角の機会なのでご一緒させて頂いたという経緯です。 そういう経緯もあり、出来上がったビールは10月にポートランドで行われる プロの醸造家と一般の人とのコラボビールを集めたPro/Amイベントで お披露目される予定です。 (このイベントにも行かないとならない様な…)
仕込み場所は昨日ランチを取ったアランさん所有のZoiglhausではなく、 掛け持ちでブルーマスターを務めるもう1軒のPintsで行われました。 目の前にライトレールが走るポートランドの町中にあるブルーパブで 朝7:00〜昼頃まではコーヒーショップ、その後はビールも提供する ブルーパブとして営業しています。
ここは3.5bblの仕込釜で発酵槽が7bbl。 そのため2バッチ仕込みを行います。 古いイングリッシュエールを造るための設備なので、醸造の仕組みを理解するのにとても良い教材とのことで、最初のバッチをアランさんが造るのを見て、2バッチ目を彼が造るということになりました。
ここも他の醸造所同様、1階部分と同じだけの地下部分があり そこに貯酒タンクや原料等が置いてありました。 写真の手前に見える貯酒タンクには温水を流すホースが巻いてあり、 タンクを温められるようになっているとのこと。 このタンクで乳酸発酵もやるそうです。
7:00に集合して軽く打合せをしていよいよ醸造開始!
水質調整のための塩の計測から、ホップや麦芽の計測、 出来上がった麦汁の比重測定など、通常ブルワーがやる仕事をひと通り 素人にやらせるという大胆さにも驚きましたが、 それを見事にこなしていたビア友にも驚きました。
FB担当は横で見たり写真を取ったりしていただけなのですが それでも色々と勉強になりました。 一度ブルーマスターを丁稚奉公させてやりたいと思いました。
熱源が電気のためマッシングが終わってから煮沸が始まるまで 2時間暇な時間があるとのことだったので ダウンタウンでショッピングでも出来るかなと思っていたのですが、 10月のイベントを主催するフリーペーパーの取材が入ったり、 ランチの時間に持参したロコビアのビールの評価をしてもらったりしていたら あっという間に終了してしまいました。
その後2バッチ目の仕込みを行い、これが終了した時点で残りはアシスタントブルワーに任せ、 我々の仕事は終了となりました。
2017年07月24日
飲んだボトルビール(7/16)
Rogue Pilot Brewery
Cascadeのすぐ目の前にRogueのPilot Brewryを発見したので行ってみました。
今さらRogueと言う気もしなくもなかったのですが、 結構ポートランドに来ているビア友曰く「初めて見た」とのことだったのと 前日のRogue Farmでは腰痛絶好調&運転のため舐める程度しか飲めなかったので 行って見ることに。 後から聞いた話だともともとはGreen Dragonというブルーパブだったそうですが、 それをローグが買って今の姿になったそうです。
カウンターの横に醸造設備が見えました。 サイズはわかりませんがパッと見7bblくらいな感じでした。
ゲストビールも含め40種類くらいのビールがありました。 以下飲んだビールのメモ。
・5 Hop Black
濃色モルトの香りだがチョコレートの様ではない。 少々ホップの香り。 シルキーな口当たりでホップキャラクターが来る。 後味はスムースだが僅かに渋味。 今回初めて飲んだカスケーディアンダークかも。
・Cold Brew IPA
コーヒーの香り。飲んでもコーヒ。 後でホップのキャラクタが少し出てくる。
・Honey Kolsch
クリア。グレイニーな香り。 グレイン的なフレーバーと弱いホップのキャラクター。 リフレッシング。 ローグファームで取ったハチミツを使用しているらしい。
・Belgian Golden w/ Rapsberry
ラズベリーの香り。 飲むとベルジャンゴールデンストロングの特徴が支配的。 アルコール感も強い。
・Marionberry Braggot
濃色モルトの甘い香り。 強いボディで甘味も強め。 ハニーの甘味が強い。
・PLOT TWIST PERRY CIDER
リンゴの香りで少々イースティ。 イースティなフレーバーでリンゴの味が強く濁ったサイダー。
・Younger's Special Bitter
モルトの香り。 背後にヨーグルトの様な香り。 少し酸味がある。 フラットでビターっぽくない。
・Straight Otta Newport IPA
草っぽいホップ香。 フレーバーもホップだが渋味は少ない。 濃厚なモルトのボディと高めのアルコール感。
今さらRogueと言う気もしなくもなかったのですが、 結構ポートランドに来ているビア友曰く「初めて見た」とのことだったのと 前日のRogue Farmでは腰痛絶好調&運転のため舐める程度しか飲めなかったので 行って見ることに。 後から聞いた話だともともとはGreen Dragonというブルーパブだったそうですが、 それをローグが買って今の姿になったそうです。
カウンターの横に醸造設備が見えました。 サイズはわかりませんがパッと見7bblくらいな感じでした。
ゲストビールも含め40種類くらいのビールがありました。 以下飲んだビールのメモ。
・5 Hop Black
濃色モルトの香りだがチョコレートの様ではない。 少々ホップの香り。 シルキーな口当たりでホップキャラクターが来る。 後味はスムースだが僅かに渋味。 今回初めて飲んだカスケーディアンダークかも。
・Cold Brew IPA
コーヒーの香り。飲んでもコーヒ。 後でホップのキャラクタが少し出てくる。
・Honey Kolsch
クリア。グレイニーな香り。 グレイン的なフレーバーと弱いホップのキャラクター。 リフレッシング。 ローグファームで取ったハチミツを使用しているらしい。
・Belgian Golden w/ Rapsberry
ラズベリーの香り。 飲むとベルジャンゴールデンストロングの特徴が支配的。 アルコール感も強い。
・Marionberry Braggot
濃色モルトの甘い香り。 強いボディで甘味も強め。 ハニーの甘味が強い。
・PLOT TWIST PERRY CIDER
リンゴの香りで少々イースティ。 イースティなフレーバーでリンゴの味が強く濁ったサイダー。
・Younger's Special Bitter
モルトの香り。 背後にヨーグルトの様な香り。 少し酸味がある。 フラットでビターっぽくない。
・Straight Otta Newport IPA
草っぽいホップ香。 フレーバーもホップだが渋味は少ない。 濃厚なモルトのボディと高めのアルコール感。
2017年07月23日
Cascade再び
合流したビア友のリクエストにより、再度Cascadeに行きました。
今回の旅行中2回目の訪問です。 ここは種類が多いだけでなく、アルコール度強いので1回行ったくらいでは全種類は飲めません。 そんなこともあり,前回飲めなかったビールを中心に注文しました。 以下メモ。
・Tangerine Dream 2015
ブレタノマイセス香。 モルティでフランダースレッドを思わせる味。 後味はドライで複雑なイースト感が残る。
・Manhattan 2015
ベリー様の香りと色。 フレーバーもベリー感が強め。 ドライなフィニッシュでベリーの感じが残る。
・Sang Noir 2015
濃色モルトの香りがチョコレートの様。 ベリーの様なフレーバー。 後に酸が残る。
・Denal Hop Sour
草っぽいホップの香り。 モルティなフレーバーでホップの特徴は弱く感じる。 背後にオーク感あり。
・Sang du Chene 2015
甘いハチミツ的な香り。 酸味は強めで後に残る。 バレルエイジだけとのことだがフルーツのような感じがある。
・Crazy Novel 2016
オレンジの香り。飲んでもオレンジ。 酸味が跡まで残る。
・Portland Ale
カスケードが造る通常のエール。 ホップとモルトの香りでバランス的にホップ寄り。 甘めの口当たりで少々麦汁的。 ホップフレーバーは弱め。 バレルエイジのビールがすご過ぎて全く感動なし。
・Cascade IPA
ホップの香りと少々酸の様な香りあり。 スムースだがホップの渋味が来る。 草っぽさが後に残る。 これもバレルエイジのビールと比べると普通過ぎて感動なし。
今回の旅行中2回目の訪問です。 ここは種類が多いだけでなく、アルコール度強いので1回行ったくらいでは全種類は飲めません。 そんなこともあり,前回飲めなかったビールを中心に注文しました。 以下メモ。
・Tangerine Dream 2015
ブレタノマイセス香。 モルティでフランダースレッドを思わせる味。 後味はドライで複雑なイースト感が残る。
・Manhattan 2015
ベリー様の香りと色。 フレーバーもベリー感が強め。 ドライなフィニッシュでベリーの感じが残る。
・Sang Noir 2015
濃色モルトの香りがチョコレートの様。 ベリーの様なフレーバー。 後に酸が残る。
・Denal Hop Sour
草っぽいホップの香り。 モルティなフレーバーでホップの特徴は弱く感じる。 背後にオーク感あり。
・Sang du Chene 2015
甘いハチミツ的な香り。 酸味は強めで後に残る。 バレルエイジだけとのことだがフルーツのような感じがある。
・Crazy Novel 2016
オレンジの香り。飲んでもオレンジ。 酸味が跡まで残る。
・Portland Ale
カスケードが造る通常のエール。 ホップとモルトの香りでバランス的にホップ寄り。 甘めの口当たりで少々麦汁的。 ホップフレーバーは弱め。 バレルエイジのビールがすご過ぎて全く感動なし。
・Cascade IPA
ホップの香りと少々酸の様な香りあり。 スムースだがホップの渋味が来る。 草っぽさが後に残る。 これもバレルエイジのビールと比べると普通過ぎて感動なし。
Great Notion
午後からポートランド市内のブルワリー巡り開始。
まずは話題のGreat Notionです。
合流したビア友がかなりタイトなスケジュールのためポートランド市内で一緒に飲めるのが 本日と明日の夜しかないとのことで、出来るだけブルワリーを回ることにしました。 最初に行ったのがGreat Notionというブルーパブです。
ここはポートランドでも最も人気のあるブルーパブのひとつだそうで、 グローラーは開店と同時に買いに来ないと買えないくらい繁盛してるそうです。 当然のことながら我々が到着した時間にはこの日の販売分は終了していました。
現在第2工場を建設中で、そこには缶詰めラインも作るそうなので 近いうちに缶でのめる日が来るとのことです。
とりあえずサンプラーを注文。 オレゴン州の形のをしたお盆にのって出てきました。 以下、飲んだビールと感想。
・Grapefruit Zest
グレープフルーツの香り。 飲んでもグレープフルーツが強く後味に酸味。 乳酸の酸味がうまく融合している。
・3 Way IPA (2017)
モザイクホップ系の香り。 モルトの甘味とホップフレーバーで渋くない。 NE風IPA。
・Blueberry Muffin
焼いたブルーベリーとパンの香り。 飲むと酸味が利いており後にブルーベリーの味。 マフィンを連想させる香りで飲むとサワーというギャップが面白い。
・Farm Hard
ホップの香りが強め。 セゾンイーストの香り。 甘めのボディだが後味はスッキリしている。 セゾン感は弱い。
・Juice Box
パッションフルーツのような香り。 甘いモルトのフレーバーとホップのフレーバー。 バランス的には僅かにモルトが優勢。 少々アルコール感あり。
・Mandela (with Nelson)
ホップの香り。甘い口当たりとホッフのフレーバー。 少々アルコール感あり。
・Double Stack
濃色麦芽由来のチョコレートの用な香り。 ダークフルーツ。 メイプルシロップの焦げたようなフレーバーで後味に甘味が残る。 コーヒーとメイプルシロップが入っているらしい。
合流したビア友がかなりタイトなスケジュールのためポートランド市内で一緒に飲めるのが 本日と明日の夜しかないとのことで、出来るだけブルワリーを回ることにしました。 最初に行ったのがGreat Notionというブルーパブです。
ここはポートランドでも最も人気のあるブルーパブのひとつだそうで、 グローラーは開店と同時に買いに来ないと買えないくらい繁盛してるそうです。 当然のことながら我々が到着した時間にはこの日の販売分は終了していました。
現在第2工場を建設中で、そこには缶詰めラインも作るそうなので 近いうちに缶でのめる日が来るとのことです。
とりあえずサンプラーを注文。 オレゴン州の形のをしたお盆にのって出てきました。 以下、飲んだビールと感想。
・Grapefruit Zest
グレープフルーツの香り。 飲んでもグレープフルーツが強く後味に酸味。 乳酸の酸味がうまく融合している。
・3 Way IPA (2017)
モザイクホップ系の香り。 モルトの甘味とホップフレーバーで渋くない。 NE風IPA。
・Blueberry Muffin
焼いたブルーベリーとパンの香り。 飲むと酸味が利いており後にブルーベリーの味。 マフィンを連想させる香りで飲むとサワーというギャップが面白い。
・Farm Hard
ホップの香りが強め。 セゾンイーストの香り。 甘めのボディだが後味はスッキリしている。 セゾン感は弱い。
・Juice Box
パッションフルーツのような香り。 甘いモルトのフレーバーとホップのフレーバー。 バランス的には僅かにモルトが優勢。 少々アルコール感あり。
・Mandela (with Nelson)
ホップの香り。甘い口当たりとホッフのフレーバー。 少々アルコール感あり。
・Double Stack
濃色麦芽由来のチョコレートの用な香り。 ダークフルーツ。 メイプルシロップの焦げたようなフレーバーで後味に甘味が残る。 コーヒーとメイプルシロップが入っているらしい。
2017年07月22日
Zoiglhaus
翌日の仕込の打合せを兼ね本格的ドイツビールのブルーパブでランチとなりました。
今回のポートランド訪問のメインイベントは、ポートランドでビールを仕込むこと。 20年来のビア友が自身のレシピでここポートランドでビールを仕込むことになり、 なかなか無いチャンスと言うことで勝手に立会人となって参加させてもらいました。
ようやく主人公が午前中に到着。 空港に迎えに行った足で翌日の仕込を担当してくれるブルワーのアランさんが所有する Zoiglhausで打合せを行うことに。 勝手に立会人なので全然関係ない人と言われればそれまでなのですが、 ちゃっかりご相伴に与ってしまいました。
現在では少なくなってしまったそうですが、 ドイツの田舎では昔から協同醸造所で麦汁を仕込み、各家庭に持ち帰って発酵させ、 出来上がったビールを各家庭をパブとして持ち回りで開放して提供する文化があるそうです。 その協同醸造所をZoiglhausと言うそうで、店名はそこから取っているとのことです。
仕込み設備は結構大きめの10bblシステム。 ドイツビールをメインに造っているだけあってデコクションも出来る3釜構成となっています。
今回のポートランド訪問のメインイベントは、ポートランドでビールを仕込むこと。 20年来のビア友が自身のレシピでここポートランドでビールを仕込むことになり、 なかなか無いチャンスと言うことで勝手に立会人となって参加させてもらいました。
ようやく主人公が午前中に到着。 空港に迎えに行った足で翌日の仕込を担当してくれるブルワーのアランさんが所有する Zoiglhausで打合せを行うことに。 勝手に立会人なので全然関係ない人と言われればそれまでなのですが、 ちゃっかりご相伴に与ってしまいました。
現在では少なくなってしまったそうですが、 ドイツの田舎では昔から協同醸造所で麦汁を仕込み、各家庭に持ち帰って発酵させ、 出来上がったビールを各家庭をパブとして持ち回りで開放して提供する文化があるそうです。 その協同醸造所をZoiglhausと言うそうで、店名はそこから取っているとのことです。
仕込み設備は結構大きめの10bblシステム。 ドイツビールをメインに造っているだけあってデコクションも出来る3釜構成となっています。
2017年07月21日
飲んだボトルビール(7/15)
Rogue Farm
ローグのファームツアーに参加してきました。
日本でもお馴染のローグ。 そのローグが農場を持っていることはあまり知られていないかも知れません。 FB担当が前回ポートランドに行ったときもすでに醸造所としてはそれなりの 規模でしたが、農場を持っていると言う話は聞きませんでした。
それがいつの間にか農場を持ち、そこで生産したホップやフルーツ、ハチミツ等を使ってビールを造り出した話を聞いて、一度は行っておきたいと思っていた場所でした。 佐倉は農業が盛んで新規就農者を支援している数少ない市町村であり、 その特徴を生かしたビールを造るためのヒントが得られれば良いなとも考えてました。
Block 15 Brewry Tap Roomから40分くらい北上した、 ホップビルという集落(の隣?)にローグファームは位置しています。 地名からしてホップが沢山取れそうな場所です。 なんだかんだでギリギリの出発となってしまい、安全に自動車を飛ばしたもののトラクターに行く手を阻まれたりしながらもなんとかギリギリに到着。 すぐにファームツアーに参加しました。
ファームツアーではこの農場最大の目玉であるホップに関連した施設を回りました。 集合場所はホップ畑。 このファームを始めた経緯は2007年のホップ不足で 十分な量を確保できなかったことが大きかったとのこと。 すぐに準備を始めて2009年には栽培を始めたとのことです。 現在はかなりの量を栽培しているように見えますが、 全製品に使うだけの量は取れていないそうです。
その後豚小屋をちらっと見た後、ホップの加工施設を見せてくれました。 収穫したホップを蔓ごと入れると自動的に毬花を分離し、 ベルトコンベアで乾燥室に運ばれ、 最後は写真にある大きな小屋に運ばれてベイル状(ホールホップを圧縮したもの)に 加工されるそうです。 ホップの加工部屋はオフシーズンにもかかわらずかなりのホップの匂いがしていました。 最盛期はすごい匂いになることは想像に難くないくらいでした。
ツアーの後でファーム内をゆっくりと見学しようと思っていたのですが 腰痛が酷く歩く気が失せてしまい、自動車道の脇にあった蜂の巣箱と ブラックベリー畑だけ見て帰路につきました。 折角行ったのにとても勿体ない思いでファームを後にしました。
日本でもお馴染のローグ。 そのローグが農場を持っていることはあまり知られていないかも知れません。 FB担当が前回ポートランドに行ったときもすでに醸造所としてはそれなりの 規模でしたが、農場を持っていると言う話は聞きませんでした。
それがいつの間にか農場を持ち、そこで生産したホップやフルーツ、ハチミツ等を使ってビールを造り出した話を聞いて、一度は行っておきたいと思っていた場所でした。 佐倉は農業が盛んで新規就農者を支援している数少ない市町村であり、 その特徴を生かしたビールを造るためのヒントが得られれば良いなとも考えてました。
Block 15 Brewry Tap Roomから40分くらい北上した、 ホップビルという集落(の隣?)にローグファームは位置しています。 地名からしてホップが沢山取れそうな場所です。 なんだかんだでギリギリの出発となってしまい、安全に自動車を飛ばしたもののトラクターに行く手を阻まれたりしながらもなんとかギリギリに到着。 すぐにファームツアーに参加しました。
ファームツアーではこの農場最大の目玉であるホップに関連した施設を回りました。 集合場所はホップ畑。 このファームを始めた経緯は2007年のホップ不足で 十分な量を確保できなかったことが大きかったとのこと。 すぐに準備を始めて2009年には栽培を始めたとのことです。 現在はかなりの量を栽培しているように見えますが、 全製品に使うだけの量は取れていないそうです。
その後豚小屋をちらっと見た後、ホップの加工施設を見せてくれました。 収穫したホップを蔓ごと入れると自動的に毬花を分離し、 ベルトコンベアで乾燥室に運ばれ、 最後は写真にある大きな小屋に運ばれてベイル状(ホールホップを圧縮したもの)に 加工されるそうです。 ホップの加工部屋はオフシーズンにもかかわらずかなりのホップの匂いがしていました。 最盛期はすごい匂いになることは想像に難くないくらいでした。
ツアーの後でファーム内をゆっくりと見学しようと思っていたのですが 腰痛が酷く歩く気が失せてしまい、自動車道の脇にあった蜂の巣箱と ブラックベリー畑だけ見て帰路につきました。 折角行ったのにとても勿体ない思いでファームを後にしました。
Block 15 Brewery Tasting Room
ファームツアーまで少し時間があったので2マイル南にあるプロダクションブルワリーにも行ってみました。
オーナーのNickさんの話によるとこちらのプロダクションブルワリーは 2年前にオープンした新しいブルワリーとのこと。 30bblシステムで缶詰めラインもあるようでした。 パブが9年前にオープンしたそうなので7年で第2工場を建設したことになります。 それだけ地元では飲まれていると言うことでしょう。
土曜の午後ということもあってか、区画整理だけされた工業団地みたいなところに 建っているにもかかわらずかなりの賑わいでした。 パブでは置いていないサワー系のビールがあったのですが ビンにもかかわらず持ち帰りは不可とのことで少々ガッカリ。 クローラー(持ち帰り用ビールで缶に詰めたものを“グ”ローラーではなく“ク”ローラーと呼ぶらしい) があったので、先ほど飲んだケルシュをお土産用に詰めてもらってローグファームへ向かいました。
オーナーのNickさんの話によるとこちらのプロダクションブルワリーは 2年前にオープンした新しいブルワリーとのこと。 30bblシステムで缶詰めラインもあるようでした。 パブが9年前にオープンしたそうなので7年で第2工場を建設したことになります。 それだけ地元では飲まれていると言うことでしょう。
土曜の午後ということもあってか、区画整理だけされた工業団地みたいなところに 建っているにもかかわらずかなりの賑わいでした。 パブでは置いていないサワー系のビールがあったのですが ビンにもかかわらず持ち帰りは不可とのことで少々ガッカリ。 クローラー(持ち帰り用ビールで缶に詰めたものを“グ”ローラーではなく“ク”ローラーと呼ぶらしい) があったので、先ほど飲んだケルシュをお土産用に詰めてもらってローグファームへ向かいました。
2017年07月20日
Block 15 Brewry Pub
ポートランドから100マイルくらい南にあるBlock 15 Brewryまで足を伸ばしました。
この日のメインはローグファームのツアーを予定していたためレンタカーを借りることに。 しかしツアー開始が15:00からだったため、せっかくレンタカーを借りるのに勿体ないと、 これまた貧乏人根性が出てローグファームから行けそうなブルーパブを探したところBlock 15 Brewryが出てきました。
そんな訳で当初は昼ご飯を食べられれば良いなあくらいに考えていたのですが ホームページを見ると独自のバレルエイジプログラムをやっていたり 地元密着型の持続可能性を探っていたりと 今後の方向性付けにとても参考になりそうなことが判明。 ダメ元で見学させて欲しいとメールを書いたところ快く引き受けて貰え、 いつしかこの日のメインはローグファームからBlock 15 Brewryに変わっていたほど 楽しみにしていたブルワリーです。
ポートランド市内からインターステート5号線を南下し1時間半ほどでコーバリスに到着。 オレゴン州立大学がある大学町なのですが結構な田舎町で、 順天堂大学佐倉キャンパスのある酒々井くらいな印象を受けました。 その目抜き通りみたいなところにブルーパブはありました。
11時の開店と同時に店に入り、連絡をくれたオーナーブルワーのNickさんを呼んでもらい 早速ブルワリーツアー開始。
1階のパブ内にある醸造設備は7bblのごく普通の設備で、シングルインフュージョン用のシンプルな設備。 1階には他に粉砕室があるくらいで、ファーメンターなどは全て地下に置いてありました。 こちらでは地下室があるところが結構あるようです。 これがブルーパブでもバレルエイジを始めやすい理由ではないかと思いました。
バレルの部屋は一部冷蔵している部屋もありましたが ほとんどが温度コントロールは必要ないとのことでした。
バレルの一角にクールシップが置いてありました。 こちらのプログラムでは麦汁を熱いままクールシップに送り、 そこで24時間かけて冷ました後、バレルに入れて発酵させるという 自然発酵で造っているとのこと。 その後で、フルーツを入れて数年寝かせてリリースしているそうです。
ちょうど熟成中のチェリーのビールをバレルから直接飲ませてもらいましたが 酸味とチェリー感がバランスしていてとても良いビールでした。 親切にも約一時間ビッチリ案内&説明をして頂いて本当に感謝してもしきれません。
パブに戻って昼食がてらビールを飲みました。 パブではサワービールは提供しておらず、クリーンなビールしか飲めませんでしたがその時のテイスティングノートは以下の通り。
・Gloria unfiltered Pilsner
うすい色。フローラルなホップ香とモルト感。 ホップのフレーバーが強めでホップ側にバランスしている。
・Summer Knight Kolsch
ホップの香り。ホップフレーバーも強い。 モルトの甘味もあるがホップ側にバランしている。 後味も少し甘い。
・FRUIT WHEAT ALE (Blackberry & Rapsberry)
ラズベリーの香り。 かなりドライで後味にもベリー。
・Cask Redge Back Red
ホップの草っぽい香り。モルティな口当たりと強いホップフレーバー。 フィニッシュにモルトとホップの苦味。
・ALPHA NW IPA
パッションフルーツ系ホップの香り。 ホップフレーバーも強くカルメルモルト感もある。 ウェストコースト感のあるIPA。
この日のメインはローグファームのツアーを予定していたためレンタカーを借りることに。 しかしツアー開始が15:00からだったため、せっかくレンタカーを借りるのに勿体ないと、 これまた貧乏人根性が出てローグファームから行けそうなブルーパブを探したところBlock 15 Brewryが出てきました。
そんな訳で当初は昼ご飯を食べられれば良いなあくらいに考えていたのですが ホームページを見ると独自のバレルエイジプログラムをやっていたり 地元密着型の持続可能性を探っていたりと 今後の方向性付けにとても参考になりそうなことが判明。 ダメ元で見学させて欲しいとメールを書いたところ快く引き受けて貰え、 いつしかこの日のメインはローグファームからBlock 15 Brewryに変わっていたほど 楽しみにしていたブルワリーです。
ポートランド市内からインターステート5号線を南下し1時間半ほどでコーバリスに到着。 オレゴン州立大学がある大学町なのですが結構な田舎町で、 順天堂大学佐倉キャンパスのある酒々井くらいな印象を受けました。 その目抜き通りみたいなところにブルーパブはありました。
11時の開店と同時に店に入り、連絡をくれたオーナーブルワーのNickさんを呼んでもらい 早速ブルワリーツアー開始。
1階のパブ内にある醸造設備は7bblのごく普通の設備で、シングルインフュージョン用のシンプルな設備。 1階には他に粉砕室があるくらいで、ファーメンターなどは全て地下に置いてありました。 こちらでは地下室があるところが結構あるようです。 これがブルーパブでもバレルエイジを始めやすい理由ではないかと思いました。
バレルの部屋は一部冷蔵している部屋もありましたが ほとんどが温度コントロールは必要ないとのことでした。
バレルの一角にクールシップが置いてありました。 こちらのプログラムでは麦汁を熱いままクールシップに送り、 そこで24時間かけて冷ました後、バレルに入れて発酵させるという 自然発酵で造っているとのこと。 その後で、フルーツを入れて数年寝かせてリリースしているそうです。
ちょうど熟成中のチェリーのビールをバレルから直接飲ませてもらいましたが 酸味とチェリー感がバランスしていてとても良いビールでした。 親切にも約一時間ビッチリ案内&説明をして頂いて本当に感謝してもしきれません。
パブに戻って昼食がてらビールを飲みました。 パブではサワービールは提供しておらず、クリーンなビールしか飲めませんでしたがその時のテイスティングノートは以下の通り。
・Gloria unfiltered Pilsner
うすい色。フローラルなホップ香とモルト感。 ホップのフレーバーが強めでホップ側にバランスしている。
・Summer Knight Kolsch
ホップの香り。ホップフレーバーも強い。 モルトの甘味もあるがホップ側にバランしている。 後味も少し甘い。
・FRUIT WHEAT ALE (Blackberry & Rapsberry)
ラズベリーの香り。 かなりドライで後味にもベリー。
・Cask Redge Back Red
ホップの草っぽい香り。モルティな口当たりと強いホップフレーバー。 フィニッシュにモルトとホップの苦味。
・ALPHA NW IPA
パッションフルーツ系ホップの香り。 ホップフレーバーも強くカルメルモルト感もある。 ウェストコースト感のあるIPA。
2017年07月18日
飲んだボトルビール(7/14)
COMMONS Brewry
続いてCascadeから近いCommons Brewryに行きました。
事前調査によるとCascadeから南に10ブロックほど下ったところにあるとのことで、 途中にLuck Labradorもあるし歩いて行こうということになりました。 強い日差しの中歩くこと15分くらいで目的地に到着したものの ブルワリーらしき姿は全くありませんでした。 慌てて再度検索をかけたところCascadeから西に3ブロックのところにあるとのことでしたが、 歩いて戻る元気はなく、今回初Uberのお世話になりました。
現場からはほんの数分でCommonsに到着しました。 後で調べたところ調べて行ったところは古い住所のところのようでした。 事前調査は公式ホームページから住所を確認すべきだと実感させられました。
醸造所の中に作られたタップルームで、醸造設備の他フォエダーも見えました。 この醸造所の特徴はファームハウスエールに特化していること。 セゾンなどのビールやベリー等を入れたフルーツビールなどを沢山造っているようです。
メニューには全部で13種類のビール&サイダーが繋がっておりオリジナルのビールが12種類ありました。 早速サンプラーを注文。 都合2セット8種類をテイスティングしました。 以下、テイスティングノート。
・Urban Fermhouse Ale
麦汁の香りあり。ファームハウスエール特有のイースト香。 軽いボディで爽快。 ドライな後味。
・Myrtle
モルティな香りとレモンのような香り。 飲むと酸味が利いている。 これも爽快。
・Biere Rouge
チェリーに似たフルーツ香。 酸味が強くドライ。 フルーツの感じが良く、とてもキレイなルージュ色の外観。
・Pineapple Saison
草っぽいホップの香り。 パイナップルの香りはほとんど無いが飲むとパイナップルと思われる味がある。
・Spice the Rye
ヴァイツェンイーストのバナナ香にスパイスを加えた様な香り。 飲むとスパイスが支配的。 ホリデーエールにあるようなジンジャー等のスパイスを感じる。
・Blackberry Saison
ホップの香りが中心でベリー香は弱い。 ベリーのフレーバーはあるがホップが利いているので目立たない。
・Gose
乳酸の香り。 塩によるミネラルの香りもある。 塩っぽさは弱いが感じられる。 酸味もマイルドでなかなか良いサワーエール。
・Fleur De Blanc
モルトの香りと少々DMS。 モルトの甘味で後味も甘め。 ローズとエルダーフラワー入りとのことだが、よくわからない。
事前調査によるとCascadeから南に10ブロックほど下ったところにあるとのことで、 途中にLuck Labradorもあるし歩いて行こうということになりました。 強い日差しの中歩くこと15分くらいで目的地に到着したものの ブルワリーらしき姿は全くありませんでした。 慌てて再度検索をかけたところCascadeから西に3ブロックのところにあるとのことでしたが、 歩いて戻る元気はなく、今回初Uberのお世話になりました。
現場からはほんの数分でCommonsに到着しました。 後で調べたところ調べて行ったところは古い住所のところのようでした。 事前調査は公式ホームページから住所を確認すべきだと実感させられました。
醸造所の中に作られたタップルームで、醸造設備の他フォエダーも見えました。 この醸造所の特徴はファームハウスエールに特化していること。 セゾンなどのビールやベリー等を入れたフルーツビールなどを沢山造っているようです。
メニューには全部で13種類のビール&サイダーが繋がっておりオリジナルのビールが12種類ありました。 早速サンプラーを注文。 都合2セット8種類をテイスティングしました。 以下、テイスティングノート。
・Urban Fermhouse Ale
麦汁の香りあり。ファームハウスエール特有のイースト香。 軽いボディで爽快。 ドライな後味。
・Myrtle
モルティな香りとレモンのような香り。 飲むと酸味が利いている。 これも爽快。
・Biere Rouge
チェリーに似たフルーツ香。 酸味が強くドライ。 フルーツの感じが良く、とてもキレイなルージュ色の外観。
・Pineapple Saison
草っぽいホップの香り。 パイナップルの香りはほとんど無いが飲むとパイナップルと思われる味がある。
・Spice the Rye
ヴァイツェンイーストのバナナ香にスパイスを加えた様な香り。 飲むとスパイスが支配的。 ホリデーエールにあるようなジンジャー等のスパイスを感じる。
・Blackberry Saison
ホップの香りが中心でベリー香は弱い。 ベリーのフレーバーはあるがホップが利いているので目立たない。
・Gose
乳酸の香り。 塩によるミネラルの香りもある。 塩っぽさは弱いが感じられる。 酸味もマイルドでなかなか良いサワーエール。
・Fleur De Blanc
モルトの香りと少々DMS。 モルトの甘味で後味も甘め。 ローズとエルダーフラワー入りとのことだが、よくわからない。
2017年07月17日
Cascade Brewing Barrel House
続いて最も行きたかったブルワリーのひとつCascade Brewingに行きました。
このブルワリーの存在を知ったのは何時頃だったか記憶が定かでないのですが、 お土産に貰ったバレルエイジのフルーツビールを飲んでNew Glarus以外でも こういうビールを造るところが出てきたのかと思ったものでした。 それからポートランドに行くことがあるなら一度は行ってみようと思っていたところでした。
まずはビールを注文しにカウンターへ。 バレルのヘッド部分にタップが取り付けてあるようなデザインが印象的です。 黒板のメニューを見ても何が何だかちっともわからないので、 一度退散してテーブルに置いてあった簡単な説明書きが書いてあるメニューから選んで注文しました。
サンプラーセットみたいなのは無く、テイスティングをしたい人は2ozのグラスから好きなものを選ぶ形で、一度に一人2種類(2杯)までしか注文できないような仕組みになっています。 一度に沢山持ってこられて残すよりは良いシステムだと思います。 以下テイスティングノート。
・Noyax 2015
アプリコットのような香り。 ワイルドイースト由来の酸味は程々で飲みやすい。
・Kriek 2016
弱いブレタノマイセスの香り。 強い酢酸酸味と円やかになったチェリーの感じで全体的にドライ。 少々薄っぺらく奥行き感があった方が良いと思う。
・Apricot2016
アプリコットとホップのアロマ。 酢酸的な酸味が強い。 アンズ飴を飲んでいるような味。
・Figaro 2015
ベルジャンエールとブレタノマイセスが混ざっている香り。 酢酸的な酸味。
・Oblique B&W
コーヒーの香り。 飲んでもコーヒーのフレーバーで外観からはとても想像できない。
・Noche de Insomnio
オレンジの香りとスタウトのフレーバー。 オレンジチョコをイメージさせる。
・Grapefruit Gose
柑橘の香りとサワーの香り。 飲むとグレープフルーツが支配的。 強めのボディのため塩のミネラル感はマスクされてしまいあまり感じられない。
・Peche Fune
ピーチの香りでスモークの香りは感じられない。 ピーチのフレーバーと酸味が支配的で、背後にスモーク感がある。 酸味が強い。
・Cucumber Ginger
キュウリの香りだがフレーバーはキュウリ感は弱くジンジャーの方が勝る。 心なしか他のビールよりも温まる感じあり。ジンジャーの影響か?
Sumimo Amaimo
Yマーケットとのコラボ。 フルーツの香り。酸味は強いがそれを支えるフルーツ感により酸味は柔らかく感じる。
このブルワリーの存在を知ったのは何時頃だったか記憶が定かでないのですが、 お土産に貰ったバレルエイジのフルーツビールを飲んでNew Glarus以外でも こういうビールを造るところが出てきたのかと思ったものでした。 それからポートランドに行くことがあるなら一度は行ってみようと思っていたところでした。
まずはビールを注文しにカウンターへ。 バレルのヘッド部分にタップが取り付けてあるようなデザインが印象的です。 黒板のメニューを見ても何が何だかちっともわからないので、 一度退散してテーブルに置いてあった簡単な説明書きが書いてあるメニューから選んで注文しました。
サンプラーセットみたいなのは無く、テイスティングをしたい人は2ozのグラスから好きなものを選ぶ形で、一度に一人2種類(2杯)までしか注文できないような仕組みになっています。 一度に沢山持ってこられて残すよりは良いシステムだと思います。 以下テイスティングノート。
・Noyax 2015
アプリコットのような香り。 ワイルドイースト由来の酸味は程々で飲みやすい。
・Kriek 2016
弱いブレタノマイセスの香り。 強い酢酸酸味と円やかになったチェリーの感じで全体的にドライ。 少々薄っぺらく奥行き感があった方が良いと思う。
・Apricot2016
アプリコットとホップのアロマ。 酢酸的な酸味が強い。 アンズ飴を飲んでいるような味。
・Figaro 2015
ベルジャンエールとブレタノマイセスが混ざっている香り。 酢酸的な酸味。
・Oblique B&W
コーヒーの香り。 飲んでもコーヒーのフレーバーで外観からはとても想像できない。
・Noche de Insomnio
オレンジの香りとスタウトのフレーバー。 オレンジチョコをイメージさせる。
・Grapefruit Gose
柑橘の香りとサワーの香り。 飲むとグレープフルーツが支配的。 強めのボディのため塩のミネラル感はマスクされてしまいあまり感じられない。
・Peche Fune
ピーチの香りでスモークの香りは感じられない。 ピーチのフレーバーと酸味が支配的で、背後にスモーク感がある。 酸味が強い。
・Cucumber Ginger
キュウリの香りだがフレーバーはキュウリ感は弱くジンジャーの方が勝る。 心なしか他のビールよりも温まる感じあり。ジンジャーの影響か?
Sumimo Amaimo
Yマーケットとのコラボ。 フルーツの香り。酸味は強いがそれを支えるフルーツ感により酸味は柔らかく感じる。
2017年07月16日
Migration Brewing
本日最初のブルワリーはホテルから3番目くらいに近いMigration Brewingです。
午前中に友人が合流したので、昼食も取れるブルーパブと言うことで 開放的な雰囲気がとてもお勧めというMigration Brewingに行きました。
建物の前に沢山の外席が用意されており、確かに開放的な雰囲気で外でのむのも良かったのですが ポートランドの日中は日差しがあると結構暑く、涼しい店内で飲むことにしました。
ブログ担当的にはホテルでガッツリとアメリカンブレックファーストを取ったのでまずはビールを注文。 サイダーを含めて全部で11種類とのことだったので、サンプラーを2セット注文して全制覇しました。 以下テイスティングノート。
・CLEMS CREAM ALE
濁った外観。 レモンのような香り。 モルティなボディに弱いホップキャラクター。 甘めの後味。
・LUSCIOUS LUPULIN IPA
少し濁ったゴールド色。 草っぽいホップの香り。 ホップフレーバーも強く後に渋味も残る。 オールドスタイル的なアメリカンIPA。
・STRAIGHT OTTA PORTLAND IPA
パッションフルーツのようなホップ香。 フレーバーもホップキャラクターが強く渋味もある。 カラメルモルト由来のボディと少々強いアルコール感。
・OLD SILENUS STRONG ALE
アンバー色。 濃色モルトの香り。 モルティで甘めのアンバーエール。 ストロングエールとなっているがそれほどアルコール感はない。
・Patio Pale
ゴールド色。パッションフルーツのようなホップアロマ。 モルトフレーバーは強くなく苦味も他に比べて弱め。
・NW Red
草っぽいホップの香り。 フレーバーもホップ。 モルティさを感じさせるアンバー色にもかかわらず、モルト的なキャラクターは弱い。 少し渋味あり。
・GLISAN STREET PALE ALE
スパイシーなホップ香。 モルトとホップがパランスしたフレーバーだが、ドライでクリスプ。 渋くない。
・BLOOD SWEAT & RED
ホップの香りは控えめ。モルトの香りもあるが弱め。 モルトとホップがバランスしたフレーバー。 ボディは少し強め。
・TERRY'S PORTER
麦茶のようなモルティな香り。 濃色モルトのフレーバーが強く甘い仕上がりだが ホップフレーバーのためドライに感じる。 少々渋味あり。
・COCO COFFEE MIKE STOUT (Nitro)
ココアのようなチョコレートのような香り。 モルティで甘く、フィニッシュも甘め。
・Cider
クリアーな麦わら色。リンゴの香り。 飲むとハチミツを思わせる甘味が広がるが後味は比較的ドライ。 当然だがリンゴ感が強い。
ブルーハウスは建物の奥の方にありました。 ブルワーは見かけなかったので詳しい話は聞けませんでしたが、 パッと見た感じではブルーハウスのサイズは3〜4バレル程度ではないかと思われます。 ブルーパブをやるには丁度良いサイズなんじゃないかと思いました。
午前中に友人が合流したので、昼食も取れるブルーパブと言うことで 開放的な雰囲気がとてもお勧めというMigration Brewingに行きました。
建物の前に沢山の外席が用意されており、確かに開放的な雰囲気で外でのむのも良かったのですが ポートランドの日中は日差しがあると結構暑く、涼しい店内で飲むことにしました。
ブログ担当的にはホテルでガッツリとアメリカンブレックファーストを取ったのでまずはビールを注文。 サイダーを含めて全部で11種類とのことだったので、サンプラーを2セット注文して全制覇しました。 以下テイスティングノート。
・CLEMS CREAM ALE
濁った外観。 レモンのような香り。 モルティなボディに弱いホップキャラクター。 甘めの後味。
・LUSCIOUS LUPULIN IPA
少し濁ったゴールド色。 草っぽいホップの香り。 ホップフレーバーも強く後に渋味も残る。 オールドスタイル的なアメリカンIPA。
・STRAIGHT OTTA PORTLAND IPA
パッションフルーツのようなホップ香。 フレーバーもホップキャラクターが強く渋味もある。 カラメルモルト由来のボディと少々強いアルコール感。
・OLD SILENUS STRONG ALE
アンバー色。 濃色モルトの香り。 モルティで甘めのアンバーエール。 ストロングエールとなっているがそれほどアルコール感はない。
・Patio Pale
ゴールド色。パッションフルーツのようなホップアロマ。 モルトフレーバーは強くなく苦味も他に比べて弱め。
・NW Red
草っぽいホップの香り。 フレーバーもホップ。 モルティさを感じさせるアンバー色にもかかわらず、モルト的なキャラクターは弱い。 少し渋味あり。
・GLISAN STREET PALE ALE
スパイシーなホップ香。 モルトとホップがパランスしたフレーバーだが、ドライでクリスプ。 渋くない。
・BLOOD SWEAT & RED
ホップの香りは控えめ。モルトの香りもあるが弱め。 モルトとホップがバランスしたフレーバー。 ボディは少し強め。
・TERRY'S PORTER
麦茶のようなモルティな香り。 濃色モルトのフレーバーが強く甘い仕上がりだが ホップフレーバーのためドライに感じる。 少々渋味あり。
・COCO COFFEE MIKE STOUT (Nitro)
ココアのようなチョコレートのような香り。 モルティで甘く、フィニッシュも甘め。
・Cider
クリアーな麦わら色。リンゴの香り。 飲むとハチミツを思わせる甘味が広がるが後味は比較的ドライ。 当然だがリンゴ感が強い。
ブルーハウスは建物の奥の方にありました。 ブルワーは見かけなかったので詳しい話は聞けませんでしたが、 パッと見た感じではブルーハウスのサイズは3〜4バレル程度ではないかと思われます。 ブルーパブをやるには丁度良いサイズなんじゃないかと思いました。
2017年07月15日
Labrewatory
夕食がてらまた別のブルーパブへ行きました。
Labrewatoryと言う名前はbrewとlaboratoryから造った造語だそうで 色々と実験的な試みをすると言うことで名付けられたとのこと。 お勧めリストに入っていたのとブルーパブで夕飯も取れそうなので行ってみることにしました。
到着してみると想像していたブルーパブとは違い、建物の右側がタップルーム、 左側に別の名前のメキシカン料理の店が入っており、ここで食べ物を購入して タップルームでビールを飲みながら食事が出来ると言うスタイルでした。 メキシカン料理はよくわからないので店員さんに色々聞きながら選びましたが やっぱりよくわからず適当に注文。 まあメインはビールですから。
料理はタップルームまで運んでくれるとのことで、早速タップルームでビールを選択しました。 パイントでゆっくり飲みたい気もしたのですが、貧乏人根性が出てしまい結局サンプラーを注文。 全部で16タップあるうち、12種類がオリジナルビールとのことでその中から6種類選んでみました。 以下テイスティングノート。
・Yuzu Mimosa (Kettle Soured Golden Ale)
乳酸の香り。 飲んでも乳酸が支配的で柚子の感じはほとんどなし。 後味に少々シトラス感。 説明文によると柚子は東京のRise and Win Breweryの友人から貰ったそうですが、Rise and Win Brewryは徳島じゃないのか?
・Gose In Your Mouth (Tepache Inspired Gose)
乳酸の香りと塩のミネラルな香り。 酸味は柔らかく塩っぽさも弱いが感じられる。 レモンを思わせるフレーバーがある。 Tepacheはメキシコの飲み物らしい。
・Brother's Oats (Hazy Session IPA)
パッションフルーツの香り。 飲むと少々渋味がある。 ホップフレーバーがかなり強く、New Englandスタイルとはちょっと異なる感じ。
・Extra Special Brexit (ESB)
モルティな香り。濃色モルト。 モルティなフレーバーでスムース。 後味もモルトでホップキャラクターが弱い。 ドライホップをしていてそれを売りにしている割にはモルトよりのバランス。
・Did I Do That? (Unfiltered Czech Pilsner)
モルティさとホッピーさが合わさった香り。 硫化物の香りとフレーバー。 全体的にモルト側にバランスしているがホップキャラクターも出ており苦味もしっかりある。 少々甘めのフィニッシュ。
・LaBLUEatory (Blueberry Sour)
酢酸の香り。 飲んでも酢酸が強いが、ブルーベリーによって多少和らいでいる感はある。 1年間オーク樽で寝かせた割にはオーク感はない。
食べ終わったのが22時過ぎで最後の客となってしまいましたが、 親切にも醸造所の写真を取らせてもらいました。 ビールについて色々聞きたかったのですが、そんな訳で何も聞けずじまいでした。
Labrewatoryと言う名前はbrewとlaboratoryから造った造語だそうで 色々と実験的な試みをすると言うことで名付けられたとのこと。 お勧めリストに入っていたのとブルーパブで夕飯も取れそうなので行ってみることにしました。
到着してみると想像していたブルーパブとは違い、建物の右側がタップルーム、 左側に別の名前のメキシカン料理の店が入っており、ここで食べ物を購入して タップルームでビールを飲みながら食事が出来ると言うスタイルでした。 メキシカン料理はよくわからないので店員さんに色々聞きながら選びましたが やっぱりよくわからず適当に注文。 まあメインはビールですから。
料理はタップルームまで運んでくれるとのことで、早速タップルームでビールを選択しました。 パイントでゆっくり飲みたい気もしたのですが、貧乏人根性が出てしまい結局サンプラーを注文。 全部で16タップあるうち、12種類がオリジナルビールとのことでその中から6種類選んでみました。 以下テイスティングノート。
・Yuzu Mimosa (Kettle Soured Golden Ale)
乳酸の香り。 飲んでも乳酸が支配的で柚子の感じはほとんどなし。 後味に少々シトラス感。 説明文によると柚子は東京のRise and Win Breweryの友人から貰ったそうですが、Rise and Win Brewryは徳島じゃないのか?
・Gose In Your Mouth (Tepache Inspired Gose)
乳酸の香りと塩のミネラルな香り。 酸味は柔らかく塩っぽさも弱いが感じられる。 レモンを思わせるフレーバーがある。 Tepacheはメキシコの飲み物らしい。
・Brother's Oats (Hazy Session IPA)
パッションフルーツの香り。 飲むと少々渋味がある。 ホップフレーバーがかなり強く、New Englandスタイルとはちょっと異なる感じ。
・Extra Special Brexit (ESB)
モルティな香り。濃色モルト。 モルティなフレーバーでスムース。 後味もモルトでホップキャラクターが弱い。 ドライホップをしていてそれを売りにしている割にはモルトよりのバランス。
・Did I Do That? (Unfiltered Czech Pilsner)
モルティさとホッピーさが合わさった香り。 硫化物の香りとフレーバー。 全体的にモルト側にバランスしているがホップキャラクターも出ており苦味もしっかりある。 少々甘めのフィニッシュ。
・LaBLUEatory (Blueberry Sour)
酢酸の香り。 飲んでも酢酸が強いが、ブルーベリーによって多少和らいでいる感はある。 1年間オーク樽で寝かせた割にはオーク感はない。
食べ終わったのが22時過ぎで最後の客となってしまいましたが、 親切にも醸造所の写真を取らせてもらいました。 ビールについて色々聞きたかったのですが、そんな訳で何も聞けずじまいでした。
Backpedal Brewing
続いて中心街にあるBackpedal Brewingに行きました。
ポートランドは消費税がないのでお得にショッピングが出来る町としても有名です。 そんな訳もあって中心街に出たついでに近くにあったブルワリーに寄りました。
ここが面白いのはこの自転車。 ペダルの付いた座席が左右6席ずつ付いており、人力で動くことの出来る自動車のようになっています。 ビールを飲みながら町をクルーズするのも人気だそうで、この日はすでに予約でいっぱいとのことでした。 この自転車の奥に醸造所とタップルームがあります。
タップは全部で14。 そのうち4種がオリジナルビールで、残りはゲストビールだったので取りあえずサンプラーをひとつ注文。 以下テイスティングノート
・Casparus
ベルジャンダークモカエールとのこと。 チョコレートのようなモカの香り。 甘く、ベルジャンイーストの特徴はほぼなし。 濃厚で噛み応えのある口当たり。
・KUMULUS
カモミールが入ったWheat IPA。 パッションフルーツのようなホップ香。 カモミールの香りはほぼないが、飲むとカモミールのフレーバーが確かにある。 時間が経って温まってくるとカモミールのアロマも出てきた。
・SIMPLE MACHINE
ラガー。 硫化物系の香り。 モルティでホップのキャラクターも良く出ている。 少々渋味。
・PRISMATIC PASSION
タートパッションフルーツセゾンと書いてあった。 パッションフルーツのような香り。 タートな酸味でソルダムみたいな果物を思わせる。
・SUNMAD (OAKSHINE)
ゲストビールのCucumber Sour。ベルリナーヴァイスとのこと。 乳酸による酸っぱい香り。 飲むとキュウリ感が良く出ている。 酸味が弱めで飲みやすいヴァイセ。
・David (LAURELWOOD)
ゲストビールのHazy Session IPA。 ホップの香りが弱い。 ホップフレーバーも弱くIPAという感じがしない。 それほど濁りもなくビタリングホップの特徴も感じられる。
ここはポートランドでもかなり小さい醸造所のひとつだそうで、ブルーハウス3.5バレル。 ユニタンクが3本とこぢんまりした設備なので沢山の種類を同時に出すのは難しいみたいです。 ホームブルワーがヘッドブルワーを務めているそうで、なかなかのクオリティでした。
ポートランドは消費税がないのでお得にショッピングが出来る町としても有名です。 そんな訳もあって中心街に出たついでに近くにあったブルワリーに寄りました。
ここが面白いのはこの自転車。 ペダルの付いた座席が左右6席ずつ付いており、人力で動くことの出来る自動車のようになっています。 ビールを飲みながら町をクルーズするのも人気だそうで、この日はすでに予約でいっぱいとのことでした。 この自転車の奥に醸造所とタップルームがあります。
タップは全部で14。 そのうち4種がオリジナルビールで、残りはゲストビールだったので取りあえずサンプラーをひとつ注文。 以下テイスティングノート
・Casparus
ベルジャンダークモカエールとのこと。 チョコレートのようなモカの香り。 甘く、ベルジャンイーストの特徴はほぼなし。 濃厚で噛み応えのある口当たり。
・KUMULUS
カモミールが入ったWheat IPA。 パッションフルーツのようなホップ香。 カモミールの香りはほぼないが、飲むとカモミールのフレーバーが確かにある。 時間が経って温まってくるとカモミールのアロマも出てきた。
・SIMPLE MACHINE
ラガー。 硫化物系の香り。 モルティでホップのキャラクターも良く出ている。 少々渋味。
・PRISMATIC PASSION
タートパッションフルーツセゾンと書いてあった。 パッションフルーツのような香り。 タートな酸味でソルダムみたいな果物を思わせる。
・SUNMAD (OAKSHINE)
ゲストビールのCucumber Sour。ベルリナーヴァイスとのこと。 乳酸による酸っぱい香り。 飲むとキュウリ感が良く出ている。 酸味が弱めで飲みやすいヴァイセ。
・David (LAURELWOOD)
ゲストビールのHazy Session IPA。 ホップの香りが弱い。 ホップフレーバーも弱くIPAという感じがしない。 それほど濁りもなくビタリングホップの特徴も感じられる。
ここはポートランドでもかなり小さい醸造所のひとつだそうで、ブルーハウス3.5バレル。 ユニタンクが3本とこぢんまりした設備なので沢山の種類を同時に出すのは難しいみたいです。 ホームブルワーがヘッドブルワーを務めているそうで、なかなかのクオリティでした。
Culmination Brewing
まず最初に日本でも見かけるCulmination Brewingへ行きました。
東京からポートランドへはデルタ航空が唯一直行便を飛ばしている関係で、 ほぼ20年ぶりくらいにデルタ航空に乗りました。 空港に10:00過ぎに到着して、ホテルにチェックインしたのはちょうどお昼時。 昼食も取れる近くのブルワリーと言うことでまずこちらに向かいました。
お腹も空いていたのでビールとフードを注文するためにすぐカウンターへ。 外観の写真を撮るのもすっかり忘れていました。
ビールは20種類。 全てこちらのブルワリーのビールでした(一部コラボあり)。 取りあえずいろいろ飲みたかったのでテイスターを2つ注文しました。 木製の入れ物に飲みたいビールの番号をチョークで書いてスタッフに渡すと その番号のビールを入れてくれる仕組みになっています。
フードが出来上がるまで味見を始めましたがノートを取り出したら止まらず 全部味見をしてしまいました。 以下テイスティングノート。
・HAZYCRYO PHAEDRUS IPA
CRYOホップという凍結粉砕した新しいホップを使用したNew EngloandスタイルIPA。 濁りがすごい。 パッションフルーツのようなホップアロマ。 渋味は無くモルトの甘味とホップの苦味がバランスしている。
・Verdita Lager
レモンのような香り。 硫化物系の香りが少なくラガーっぽくない。 色は薄く透明。 極弱い酸も感じられ、小麦系サワーエールの酸味を弱めた版のような印象。
・Obscured By Clouds Hazy IIPA
パッションフルーツ系の香りのNew EnglandスタイルIIPA。 モルティで渋味もほぼ無い。
・Sour Flower Hour
レモンの香り。 弱いが乳酸の酸味が利いている。
・Time & Space Barrel Aged American Wild Ale
フランダースレッドを思わせる酸っぱい香り。 バレルの香りもほのかにある。 飲むと結構強いバレルフレーバーとアルコールによる温まり感。 マイルドな酸味で濃色モルトの味が後に来る。
・Cream Orange Nitro
ニトロでのサービング。 リコリスのような香り。 色は薄めで味もリコリス。
・Lime Tea Gose
レモンのような香り。 味はライムが強く,後で弱いコリアンダーの香りが続く。 塩っぽさは弱くあまり感じられない。
・URIZEN Pale
カラメルモルトの香りとホップの香りが混ざった香り。 モルティで少々甘味がある。 一般的なPale Aleに近い。
・Cinnamon Cap Dunkel
メラノイジンモルトの香り。 一般的なデュンケルの様で、シナモン感は感じられない。
・Pool Party Extra Pale
少々草っぽいホップ香。 渋味も感じられ、かなりドライな仕上がり。
フードはマイルドソースのタコスを注文したものの、 結構スパイスが利いていて、結果として全部最初にビールの味見をしたのは正解でした。
食べ終わって写真を取っているとブルワーの人が少しだけブルワリー内を案内してくれました。 システムは5バレルとのことですが、マッシュタンが二つあるそうで1日に3仕込行うそうです。 ファーメンターは10、15、30バレルのものがありました。 バレルもあちらこちらに置いてあり、バレルエイジのビールもいろいろ造っているようです。
アメリカンワイルドエールも同じタンクで発酵させているとのことですが、 コンタミに関してはホースからパッキンまで変えているので問題ないとのこと。 とは言えちょっと怖いなあと言うのが印象でした。
東京からポートランドへはデルタ航空が唯一直行便を飛ばしている関係で、 ほぼ20年ぶりくらいにデルタ航空に乗りました。 空港に10:00過ぎに到着して、ホテルにチェックインしたのはちょうどお昼時。 昼食も取れる近くのブルワリーと言うことでまずこちらに向かいました。
お腹も空いていたのでビールとフードを注文するためにすぐカウンターへ。 外観の写真を撮るのもすっかり忘れていました。
ビールは20種類。 全てこちらのブルワリーのビールでした(一部コラボあり)。 取りあえずいろいろ飲みたかったのでテイスターを2つ注文しました。 木製の入れ物に飲みたいビールの番号をチョークで書いてスタッフに渡すと その番号のビールを入れてくれる仕組みになっています。
フードが出来上がるまで味見を始めましたがノートを取り出したら止まらず 全部味見をしてしまいました。 以下テイスティングノート。
・HAZYCRYO PHAEDRUS IPA
CRYOホップという凍結粉砕した新しいホップを使用したNew EngloandスタイルIPA。 濁りがすごい。 パッションフルーツのようなホップアロマ。 渋味は無くモルトの甘味とホップの苦味がバランスしている。
・Verdita Lager
レモンのような香り。 硫化物系の香りが少なくラガーっぽくない。 色は薄く透明。 極弱い酸も感じられ、小麦系サワーエールの酸味を弱めた版のような印象。
・Obscured By Clouds Hazy IIPA
パッションフルーツ系の香りのNew EnglandスタイルIIPA。 モルティで渋味もほぼ無い。
・Sour Flower Hour
レモンの香り。 弱いが乳酸の酸味が利いている。
・Time & Space Barrel Aged American Wild Ale
フランダースレッドを思わせる酸っぱい香り。 バレルの香りもほのかにある。 飲むと結構強いバレルフレーバーとアルコールによる温まり感。 マイルドな酸味で濃色モルトの味が後に来る。
・Cream Orange Nitro
ニトロでのサービング。 リコリスのような香り。 色は薄めで味もリコリス。
・Lime Tea Gose
レモンのような香り。 味はライムが強く,後で弱いコリアンダーの香りが続く。 塩っぽさは弱くあまり感じられない。
・URIZEN Pale
カラメルモルトの香りとホップの香りが混ざった香り。 モルティで少々甘味がある。 一般的なPale Aleに近い。
・Cinnamon Cap Dunkel
メラノイジンモルトの香り。 一般的なデュンケルの様で、シナモン感は感じられない。
・Pool Party Extra Pale
少々草っぽいホップ香。 渋味も感じられ、かなりドライな仕上がり。
フードはマイルドソースのタコスを注文したものの、 結構スパイスが利いていて、結果として全部最初にビールの味見をしたのは正解でした。
食べ終わって写真を取っているとブルワーの人が少しだけブルワリー内を案内してくれました。 システムは5バレルとのことですが、マッシュタンが二つあるそうで1日に3仕込行うそうです。 ファーメンターは10、15、30バレルのものがありました。 バレルもあちらこちらに置いてあり、バレルエイジのビールもいろいろ造っているようです。
アメリカンワイルドエールも同じタンクで発酵させているとのことですが、 コンタミに関してはホースからパッキンまで変えているので問題ないとのこと。 とは言えちょっと怖いなあと言うのが印象でした。
2017年07月14日
ポートランドに来ました
2016年07月20日
帰国しました
帰国日。
ロサンゼルス国際空港でセキュリティゲートを越えた後、出発前の最後のビールと思い色々探しました。
しかしながらクラフトビールはほとんどなく、ほぼ唯一見つけたビールがこちらのビールでした。
これとGoose Islandがあったのですが、こちらが地元のビールだと言うことでこちらを選択。
後で調べたら、アナハイムにあるInBev傘下のブルワリーの様でした。
サンフランシスコの空港はアンカースチームやシェラネバダPAが飲めた記憶があるのですが、それに比べると雲泥の差です。
・Point the Way IPA (Golden Load Brewing)
地元のビールとのことだったが、 ホップの香り。 ドライホップのフレーバーも良く出ている。 普通のIPA。
最後は飛行機の中でプレミアムモルツを飲んで今回の旅のビールは終了。 利用したANAは日本の大手メーカの各社のビールを積んでいると言うので念のためクラフトビールを積んでいるか聞いてみましたが、積んでいないと言うこと。 飛行機の中で普通にクラフトビールが飲める日が来ることを願って帰国の途につきました。
サンフランシスコの空港はアンカースチームやシェラネバダPAが飲めた記憶があるのですが、それに比べると雲泥の差です。
・Point the Way IPA (Golden Load Brewing)
地元のビールとのことだったが、 ホップの香り。 ドライホップのフレーバーも良く出ている。 普通のIPA。
最後は飛行機の中でプレミアムモルツを飲んで今回の旅のビールは終了。 利用したANAは日本の大手メーカの各社のビールを積んでいると言うので念のためクラフトビールを積んでいるか聞いてみましたが、積んでいないと言うこと。 飛行機の中で普通にクラフトビールが飲める日が来ることを願って帰国の途につきました。
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