今月の題目は「ドッペルボック」。 テイスティングしたビールは左から Paulaner Salvator、 Zillertal Gauder Steinbock、 Spaten Optimator の三種類でした。 今回で40回目なのに普段あまり飲むことの無いスタイルなので点数がかなりばらけてしまいました。 2月もラガーで難しかったのを思い出しました。 もっと普段から飲んで練習しないとダメだなと痛感しました。
以下、テイスティングノート。「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(4人)の平均点です。(どちらも50点満点)
Paulaner Salvator (点数31、平均点32)
モルティなアロマとメラノイジン、ダークフルーツの香り。ホップの香りは感じられない。 少し赤みがかった濃い茶色で細かい泡。発砲しているのが見える。 濃色モルト由来の強いフレーバー。刺々しいアルコール感が強くスムースさに欠ける。 フルボディ、スタイルにしては強い炭酸。 もう少しクリーンな感じであるべき。
Zillertal Gauder Steinbock (点数30、平均点30)
モルティ、硫化物っぽいアロマが少々感じられる。メラノイジンおよびホップの感じはほとんど無し。 濃い金色で、シルキーな細かい泡。 飲んだ印象は「甘い」。未醗酵の糖が残っているような甘さ。 ミデアムフルのボディに少々強めの炭酸。 全体的にもう少し醗酵させてドライ感を出すべき。
Spaten Optimator (点数41、平均点39)
モルティ。濃色モルトが強く、ダークフルーツの様な香りもある。ホップの香りは感じられない。 赤みがかった濃い茶色。クリアー。細かく持ちの良い泡。 モルティなフレーバーでクリーンなフィニッシュ。 ホップの苦味も十分に感じられる。 甘めのテイストだが醗酵不足という感じではない。 ミデアムフルくらいのボディ、中程度の炭酸。 アルコールによる暖まり感もある。 スムースでクリーンな良くできたビールだと思う。
Best of Showは満場一致でSpaten Optimatorとなりました。 後で知ったのですがSPATENもInBevだったとは驚きです。