1月は税金やらの提出期限が多く、年末調整に始まり、源泉所得税の支払、償却資産申告、給与支払報告等、普段やらないことばかりなので非常に時間がかかってしまい、ブログどころではなかったというのが本当のところでした。
さて、以前このブログでも取り上げたように税務署への申告はe-Taxを利用しています。こちらは毎月使っているので操作にもかなり慣れてきたこととに加え、夜12時まで受付時間が延びたことで利便性がかなり良くなり、源泉所得税の支払など税務署への申告は割りとスムーズに出来ました。
それに比べて市役所へ提出した償却資産申告、給与支払報告は非常に時間がかかりました。この二つは地方税に関係するのでe-Taxは使えず、eLTAX(エルタックス)という別のソフトを利用しなければなりません。これがどうしようも無く使いにくい。使いやすさは人それぞれなので、個人的に使いにくいと思った点を以下に列挙しますので、興味のある方は読んでみて下さい。
【使えるようになるまで時間がかかる】
e-Taxですらオンラインで使用開始手続きをすれば(環境さえ整っていれば)即使えるのですが、eLTAXはすぐには使えません。オンラインで使用開始手続きまでは出来るのですが、使用するためのパスワード等が届くまでに数営業日かかるのです。FB担当は法人税申告に初めて使ってみようと思ったのですが、申告期限ギリギリで開始手続をしたため、結局は手書きの書類を送った記憶があります。
【受付時間が短い】
ひと昔前のe-Taxと同じでいまだに受付時間が8:30〜21:00。加えて土日は休み。専業で事務をやっている人には特に問題はないのでしょうが、完全に片手間で事務をやっている身からするとこれは辛い。
【専用ソフトの品質が良くない】
操作性については慣れもあるのでなんとも言えませんが、バージョンアップに関しては最悪だと思います。以前から使用している人は2013年12月に出た新バージョンにアップデートしないと使用できないような仕様になっています。この仕様はセキュリティ等の観点からすれば納得できるので良いと思いますが、問題はアップデートに手間がかかること。マニュアルがあるのでその通りにやれば困ることはないのですが、インストーラを使用するにもかかわらず前のバージョンを手動で削除しないとならないというよく分からない仕様は全くユーザーフレンドリーではありません。これはWindowsが悪いのか専用ソフトが悪いのか分かりませんが、今ならインストーラをダブルクリックするだけで完了するようにすべきだと思います。
そんなこんなで、たった2種類の書類を市役所に提出するのに半日以上費やしてしまいました。こんなことなら手書きで直接持っていったほうが早かったかも知れません。
こう言う難解なシステムを本気で普及させようとしているのか甚だ疑問です。簡単に利用できてしまうと困る人たちがいっぱいいるんでしょうか?
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