2013年12月16日

2013年12月の勉強会

月イチで開催しているテイスティングの勉強会。今回のテーマは季節柄「クリスマスエール」。写真の四種類のビールをテイスティングしてスコアシートを書きました。

DSCN2811.JPG

左からMikkeller X-mas Porter 2013 Via Til Fra (Via To From)21st Amendment Fireside ChatSt Feuillien Cuvée de NoëlLocobeer Super Saison (Saison de Noël)。前者2本はBJCP21B.クリスマス/ウィンター・スペシャルティ・スパイス・ビア、後者2本はBJCP16E.ベルジャン・スペシャルティ・エールとしてスコアシートをつけました。「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(5人)の平均点です。(どちらも50点満点)

Mikkeller X-mas Porter 2013 Via Til Fra (Via To From)
(点数30、平均点30)
ホップの香りが支配的で、背後にローストした麦芽。スパイス感はほぼ無し。
細かい泡。ビールの色は黒で向こうが見えないくらい。
ホップフレーバーが強烈で、後からロースト感がついてくる。ホップとロースト麦芽由来の苦味。少々ざらついた舌触りがある。
フルボディ。アルコール感は弱いが暖まる。
単なるブラックIPA。スパイスビールならもっとスパイスを利かせて、ベースを弱くすべき。

21st Amendment Fireside Chat
(点数37、平均点38)
スパイスの香りが支配的だが、強烈ではなく他の調和した穏やかな香り。甘い醤油のようなエイジング香あり。
濃い茶色のボディ。透明で泡は少なく持ちも悪い。
フレーバーもスパイスが支配的でこれがフィニッシュにまで残る。モルティ。暖まるとホップのキャラクターが強まる。
ミディアムフルボディ。炭酸は強めでアルコール感もある。
スパイシーなエール。バランス的にはホップをもう少し控えめにした方が良いかも。

St Feuillien Cuvée de Noël
(点数33、平均点32)
フェノール香が強い。スパイシー。
大きく固い泡。濃いアンバー色。
スパイスのフレーバーが良く出ている。最初から最後まで全体的に甘い。
ミデアムフルのボディ。マイルドなアルコール感だが若干刺激的なアルコールを感じる。
スパイスの入ったベルジャンだが、強烈すぎる甘味がバランスを壊している。

Locobeer Super Saison (Saison de Noël)
(点数35、平均点37)
フェノールの香りが第一だが強いわけではない。少々DMS的な香り。スパイス香は感じられない。
オレンジ色。若干濁りのある透明。泡はほとんど無し。
口当たりは甘いがフィニッシュはドライ。イースト由来のフェノールと濃厚なモルト感。ホップキャラクター無し。
中程度の炭酸で高アルコール由来かトロミがある。かなりウォーミーなアルコール感。
セゾンぽさが足りない。モルト感をもう少し弱めてドライにした方がセゾン的になりそう。

以上の結果から今回のBest of Show (BOS)は21st Amendment Fireside Chatになりました。Mikkeller X-mas Porter 2013 Via Til Fra (Via To From)はちょっと点数が低かったのですが、これは『スタイル外れ』だったため。Black IPAとかのカテゴリなら40点くらいは付いていたように思います。

意外だったのはLocobeer Super Saison (Saison de Noël)。FB担当の当初の評価とは裏腹に結構良い評価を頂きました。自社製品なだけに(良い方向にも悪い方向にも)知らず知らずのうちにバイアスがかかって評価しているようです。もっと客観的に評価をできるよう修業が必要だと思いました。
posted by FB担当 at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング
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