続いて少し遠くのBistolという町にあるBobcat Cafeまで遠征しました。
Fiddleheadを出た時点で17:00頃と空港まで連れをピックアップしに行く予定の18:40まで微妙に時間があったので、もう一件立ち寄ることに。マイクロブルワリーのビールは街中でも飲める可能性が高いので、飲める可能性が低そうなブルーパブに行くことにしました。
カーナビをセットして到着予想時刻を見てちょっとビックリ。FiddleheadからBobcatまでが30分、Bobcatから空港までが40分とのことで実質30分しか滞在できなさそうです。空港では荷物のピックアップ等で多少時間がかかることを考慮して、多少遅れても良いだろうと判断して(いつも遅れる人ですし…)Bobcatを目指しました。
7号線をそのまま南下して途中で東に進路を取り、牛やら馬やらがいるのどかな風景の中を進むと程なくするとちょっと町っぽいところが現れました。すぐに「目的地に到着しました」とのアナウンス。予想通りほぼ30分のドライブでした。
店の前は路駐スペースになっていてほとんど車で一杯でしたが、なんとかスペースを見つけて駐車。この辺りが町だか村の中心部という感じです。
店に入って左手にカウンター、右手にイス席、その奥にブルーワリーという感じの内部構成。客席からは醗酵タンクは見えるようになっているのですが、ブルーハウスは裏手にあるようで見えませんでした。店内は日曜日の夕方ということもありかなり賑わっていました。
時間がないので速攻でカウンターに座って、サンプラーがあるかどうか聞いたところ4oz.で$2とのこと。時間がないので全部一つずつ注文したのですが、ありがたいことに2杯ずつゆっくりと出してくれました。時間があるときならとても良い対応で、もっと時間を取ってくれば良かったと少々公開しました。以下、テイスティングノート。
・Downtonw Brown
ロースト麦芽のアロマ。ロースティモルトのフレーバーで口当たりはスムーズ。ホップキャラクターは弱いが感じられる。
・IPA
ホップの香り。フレーバーもホップのキャラクターが強烈で渋め。モルティさもあるがかなりホップ側にバランスしている。
・BIL (Black India Lager)
香りは弱いがフレーバーはラガーの硫黄っぽさが良く出ている。ホップキャラクターも良く出ており、少々渋め。
・Scottish 90/
モルティなアロマ。マイルドな口当たりだが後味が甘めで少々くどい。アルコールそのものはあまり感じさせないが、高めの暖まる感じがある。
・South Mountain Stout
たぶんニトロ。モルティな香り。少しチョコのようなテイストで、後味に酸味がありドライな感じの仕上がり。アルコール感もあるフォーリン・エキストラ・スタウト。
・Prayer Rock Pale Ale
アロマは弱い。ホップのフレーバーで背後にグレイン感が残る。グレインの渋み。バーモント産のカスケードを使用。アメリカンペールエールにしてはホップは弱い。
・Kolsch
アロマはほとんど感じられないが、わずかにホップの香り。モルティ感が強くホップのキャラクターはその次に出てくる。全体的にモルトもホップも強調し過ぎに感じる。
・Lincoin Lager
アロマはほとんど感じられない。硫黄のフレーバーが強くラガーの感じが強く出でいる。モルティなボディにスパイシーなホップが良くバランスしている。少々渋み。
・Cali-Com
モルティな香りだが弱い。少しラガーっぽいキャラクターだが、濃色モルトのキャラクターが前面に出ている。ホップのアロマは弱いがフレーバーはしっかりとある。
・L.I.A.C. (Love In A Canoe)
グレイニーなアロマ。フレーバーもグレイニーでホップのキャラクターはほとんど感じられない。非常にライトなボディ。OG1.028、3.4%、IBU6とのこと。
田舎の町にあるパブという感じでとても雰囲気も良く、時間があれば近くに泊まってゆっくりと料理&ビールを楽しみたいところです。
2013年03月24日
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