2017年07月15日

Backpedal Brewing

続いて中心街にあるBackpedal Brewingに行きました。

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ポートランドは消費税がないのでお得にショッピングが出来る町としても有名です。 そんな訳もあって中心街に出たついでに近くにあったブルワリーに寄りました。

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ここが面白いのはこの自転車。 ペダルの付いた座席が左右6席ずつ付いており、人力で動くことの出来る自動車のようになっています。 ビールを飲みながら町をクルーズするのも人気だそうで、この日はすでに予約でいっぱいとのことでした。 この自転車の奥に醸造所とタップルームがあります。

タップは全部で14。 そのうち4種がオリジナルビールで、残りはゲストビールだったので取りあえずサンプラーをひとつ注文。 以下テイスティングノート

・Casparus
ベルジャンダークモカエールとのこと。 チョコレートのようなモカの香り。 甘く、ベルジャンイーストの特徴はほぼなし。 濃厚で噛み応えのある口当たり。

・KUMULUS
カモミールが入ったWheat IPA。 パッションフルーツのようなホップ香。 カモミールの香りはほぼないが、飲むとカモミールのフレーバーが確かにある。 時間が経って温まってくるとカモミールのアロマも出てきた。

・SIMPLE MACHINE
ラガー。 硫化物系の香り。 モルティでホップのキャラクターも良く出ている。 少々渋味。

・PRISMATIC PASSION
タートパッションフルーツセゾンと書いてあった。 パッションフルーツのような香り。 タートな酸味でソルダムみたいな果物を思わせる。

・SUNMAD (OAKSHINE)
ゲストビールのCucumber Sour。ベルリナーヴァイスとのこと。 乳酸による酸っぱい香り。 飲むとキュウリ感が良く出ている。 酸味が弱めで飲みやすいヴァイセ。

・David (LAURELWOOD)
ゲストビールのHazy Session IPA。 ホップの香りが弱い。 ホップフレーバーも弱くIPAという感じがしない。 それほど濁りもなくビタリングホップの特徴も感じられる。

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ここはポートランドでもかなり小さい醸造所のひとつだそうで、ブルーハウス3.5バレル。 ユニタンクが3本とこぢんまりした設備なので沢山の種類を同時に出すのは難しいみたいです。 ホームブルワーがヘッドブルワーを務めているそうで、なかなかのクオリティでした。
posted by FB担当 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行
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