ローグのファームツアーに参加してきました。
日本でもお馴染のローグ。
そのローグが農場を持っていることはあまり知られていないかも知れません。
FB担当が前回ポートランドに行ったときもすでに醸造所としてはそれなりの
規模でしたが、農場を持っていると言う話は聞きませんでした。
それがいつの間にか農場を持ち、そこで生産したホップやフルーツ、ハチミツ等を使ってビールを造り出した話を聞いて、一度は行っておきたいと思っていた場所でした。
佐倉は農業が盛んで新規就農者を支援している数少ない市町村であり、
その特徴を生かしたビールを造るためのヒントが得られれば良いなとも考えてました。
Block 15 Brewry Tap Roomから40分くらい北上した、
ホップビルという集落(の隣?)にローグファームは位置しています。
地名からしてホップが沢山取れそうな場所です。
なんだかんだでギリギリの出発となってしまい、安全に自動車を飛ばしたもののトラクターに行く手を阻まれたりしながらもなんとかギリギリに到着。
すぐにファームツアーに参加しました。
ファームツアーではこの農場最大の目玉であるホップに関連した施設を回りました。
集合場所はホップ畑。
このファームを始めた経緯は2007年のホップ不足で
十分な量を確保できなかったことが大きかったとのこと。
すぐに準備を始めて2009年には栽培を始めたとのことです。
現在はかなりの量を栽培しているように見えますが、
全製品に使うだけの量は取れていないそうです。
その後豚小屋をちらっと見た後、ホップの加工施設を見せてくれました。
収穫したホップを蔓ごと入れると自動的に毬花を分離し、
ベルトコンベアで乾燥室に運ばれ、
最後は写真にある大きな小屋に運ばれてベイル状(ホールホップを圧縮したもの)に
加工されるそうです。
ホップの加工部屋はオフシーズンにもかかわらずかなりのホップの匂いがしていました。
最盛期はすごい匂いになることは想像に難くないくらいでした。
ツアーの後でファーム内をゆっくりと見学しようと思っていたのですが
腰痛が酷く歩く気が失せてしまい、自動車道の脇にあった蜂の巣箱と
ブラックベリー畑だけ見て帰路につきました。
折角行ったのにとても勿体ない思いでファームを後にしました。