2017年07月17日

Cascade Brewing Barrel House

続いて最も行きたかったブルワリーのひとつCascade Brewingに行きました。

CSCD_building.jpg

このブルワリーの存在を知ったのは何時頃だったか記憶が定かでないのですが、 お土産に貰ったバレルエイジのフルーツビールを飲んでNew Glarus以外でも こういうビールを造るところが出てきたのかと思ったものでした。 それからポートランドに行くことがあるなら一度は行ってみようと思っていたところでした。

CSCD_menu.jpg

まずはビールを注文しにカウンターへ。 バレルのヘッド部分にタップが取り付けてあるようなデザインが印象的です。 黒板のメニューを見ても何が何だかちっともわからないので、 一度退散してテーブルに置いてあった簡単な説明書きが書いてあるメニューから選んで注文しました。

CSCD_sampler.jpg

サンプラーセットみたいなのは無く、テイスティングをしたい人は2ozのグラスから好きなものを選ぶ形で、一度に一人2種類(2杯)までしか注文できないような仕組みになっています。 一度に沢山持ってこられて残すよりは良いシステムだと思います。 以下テイスティングノート。

・Noyax 2015
アプリコットのような香り。 ワイルドイースト由来の酸味は程々で飲みやすい。

・Kriek 2016
弱いブレタノマイセスの香り。 強い酢酸酸味と円やかになったチェリーの感じで全体的にドライ。 少々薄っぺらく奥行き感があった方が良いと思う。

・Apricot2016
アプリコットとホップのアロマ。 酢酸的な酸味が強い。 アンズ飴を飲んでいるような味。

・Figaro 2015
ベルジャンエールとブレタノマイセスが混ざっている香り。 酢酸的な酸味。

・Oblique B&W
コーヒーの香り。 飲んでもコーヒーのフレーバーで外観からはとても想像できない。

・Noche de Insomnio
オレンジの香りとスタウトのフレーバー。 オレンジチョコをイメージさせる。

・Grapefruit Gose
柑橘の香りとサワーの香り。 飲むとグレープフルーツが支配的。 強めのボディのため塩のミネラル感はマスクされてしまいあまり感じられない。

・Peche Fune
ピーチの香りでスモークの香りは感じられない。 ピーチのフレーバーと酸味が支配的で、背後にスモーク感がある。 酸味が強い。

・Cucumber Ginger
キュウリの香りだがフレーバーはキュウリ感は弱くジンジャーの方が勝る。 心なしか他のビールよりも温まる感じあり。ジンジャーの影響か?

Sumimo Amaimo
Yマーケットとのコラボ。 フルーツの香り。酸味は強いがそれを支えるフルーツ感により酸味は柔らかく感じる。
posted by FB担当 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行