
Labrewatoryと言う名前はbrewとlaboratoryから造った造語だそうで 色々と実験的な試みをすると言うことで名付けられたとのこと。 お勧めリストに入っていたのとブルーパブで夕飯も取れそうなので行ってみることにしました。
到着してみると想像していたブルーパブとは違い、建物の右側がタップルーム、 左側に別の名前のメキシカン料理の店が入っており、ここで食べ物を購入して タップルームでビールを飲みながら食事が出来ると言うスタイルでした。 メキシカン料理はよくわからないので店員さんに色々聞きながら選びましたが やっぱりよくわからず適当に注文。 まあメインはビールですから。

料理はタップルームまで運んでくれるとのことで、早速タップルームでビールを選択しました。 パイントでゆっくり飲みたい気もしたのですが、貧乏人根性が出てしまい結局サンプラーを注文。 全部で16タップあるうち、12種類がオリジナルビールとのことでその中から6種類選んでみました。 以下テイスティングノート。
・Yuzu Mimosa (Kettle Soured Golden Ale)
乳酸の香り。 飲んでも乳酸が支配的で柚子の感じはほとんどなし。 後味に少々シトラス感。 説明文によると柚子は東京のRise and Win Breweryの友人から貰ったそうですが、Rise and Win Brewryは徳島じゃないのか?
・Gose In Your Mouth (Tepache Inspired Gose)
乳酸の香りと塩のミネラルな香り。 酸味は柔らかく塩っぽさも弱いが感じられる。 レモンを思わせるフレーバーがある。 Tepacheはメキシコの飲み物らしい。
・Brother's Oats (Hazy Session IPA)
パッションフルーツの香り。 飲むと少々渋味がある。 ホップフレーバーがかなり強く、New Englandスタイルとはちょっと異なる感じ。
・Extra Special Brexit (ESB)
モルティな香り。濃色モルト。 モルティなフレーバーでスムース。 後味もモルトでホップキャラクターが弱い。 ドライホップをしていてそれを売りにしている割にはモルトよりのバランス。
・Did I Do That? (Unfiltered Czech Pilsner)
モルティさとホッピーさが合わさった香り。 硫化物の香りとフレーバー。 全体的にモルト側にバランスしているがホップキャラクターも出ており苦味もしっかりある。 少々甘めのフィニッシュ。
・LaBLUEatory (Blueberry Sour)
酢酸の香り。 飲んでも酢酸が強いが、ブルーベリーによって多少和らいでいる感はある。 1年間オーク樽で寝かせた割にはオーク感はない。

食べ終わったのが22時過ぎで最後の客となってしまいましたが、 親切にも醸造所の写真を取らせてもらいました。 ビールについて色々聞きたかったのですが、そんな訳で何も聞けずじまいでした。