2016年07月12日

White Labs

続いて楽しみにしていたWhite Labsのツアーです。

whitelabs.JPG

マイクロブルワリー業界でイーストと言うと、以前はWyeastが強かったのですがここ数年は新興のWhite Labsが頑張っているようです。 数年前のCraft Brewers Conference(だったと思う)ではWorld Beer Cupで入賞しているビールの半分くらいがWhite Labsだったというデータをだしていました。 これが本当だとすれば、シェア的に半分くらいはWhite Labsが占めているという主張もあながち間違いではないと思います。

そんなWhite Labsのイーストをロコビアでも季節醸造に使っていたりするので、サンディエゴに行った際にはぜひ行きたいところのひとつで、実際にイーストを作っている現場を見てみたいと思っていました。

ホームページに書いてあったラボツアーの時刻17:00よりも少し前に到着して、ラボツアーをしたい旨を伝えたところ、人がいないので出来ないとのこと。 ウェブサイトに書いてあるから時間を合わせてきたのに……ショックでした。 メールでも良いので一応コンタクトをとっておくべきでした。 と言うことで結局テイスティングだけして帰るハメになりました。

WL_counter.JPG

ここのテイスティングルームは同じ麦汁を異なる複数のイーストで発酵させたビールを提供することでイーストの違いを比べられるようになっています。 イースト会社らしい面白い発想です。

今回あったのは「Wheat Ale」「Belgian Golden Strong」「Porter」「Maibock」「Saison」「IPA」の6種類。 どれも面白そうなのですが、このうち四つを比べてみました。 以下テイスティングノート。

WL_tasting.JPG

・Belgian Golden Strong
WLP500… キャンディーのような香り。モルティですこし濁りあり。
WLP545… スパイシーな香り。 少々フェノールが強めに感じた。 クリアーで凝集性の高そうなイースト。

・Wheat Ale
WLP300… 麦汁とバナナの香り。香りから期待される様に甘さが残っていて,少々ベタつく。
WLP320… イースト香と少しDMSもかんじる。 バナナ香は弱い。 特異なフレーバーがありちょっと飲みにくく感じた。
WLP351… クリーンなバナナ香。 甘味が残り酒粕を思わせるフレーバー。

・Saison
WLP564… ひねたような特異なイースト香。 ドライ。 フレーバーにもひねたような感じがある。
WLP565… セゾン酵母の香りだがあまり心地よくない。 ドライで後味にブレタノマイセスの様なフレーバーが残る。
WLP590… タートなフルーツのような香り。 味もチェリーのようなフルーツを思わせる。 しかし後味にイースト感が残りキレイではない。

・Porter
WLP004… 濃色モルトの香り。 チョコレートモルトが支配的。 少々甘いが、比較的ドライなフィニッシュ。
WLP006… 濃色モルトの香りだが、チョコレートモルトのフレーバーは弱く甘味は強め。 ドライ感に少々欠ける。 イースト由来の独特な後味。
WLP095… 濃色モルトの香り。背後にイースト臭。ドライ。
posted by FB担当 at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行

AleSmith

続いてサンディエゴでは古くからあるAleSmithです。

AleSmith.JPG

モダンタイムズが予定より早く終わり少し時間があったのでAleSmithに行くことに。 日本では「ビールのロールスロイス」という触れ込みで流通しているので(個人的にペールエールとかこそ輸入すべきじゃないかと思っていますが)そこそこ名の知れたブルワリーです。 モダンタイムズやグリーンフラッシュが比較的新しい新興のブルワリーなのに対して、こちらはストーンやピザポート等と並んで結構古くからあるブルワリーです。

AS_counter.JPG

今となってはかなり大きなブルワリーなのでテイスティングルームも広くキレイでした。

AS_barrelhouse.JPG

バレルエイジビールを専門に飲ませるテイスティングルームも備えていてさすが大手と言う感じです。 しかしながら新興のブルワリーに比べてお客さんに入りは少ないように感じました。 月曜日と言うこともあるかとは思いますが、モダンタイムズとかの方が勢いを感じました。

たっぷりと時間があった訳ではないので、軽くテイスティングして終了。 以下、飲んだビールの感想です。

・English IPA
モルティな香り。少しアルデヒドとダイアセチルっぼさを感じた。

・.394
先日飲んだ通り良くできたペールエール。

・2015 Brandy Barrel Aged Old Numbskull
ブランデー樽の感じはわからないがバレルの香り。 紹興酒的。 スムースなボディだが随所にエイジング感が顔を覗かせる。 チョコレート感も強い。

・2016 Burel Aged Nut Brown
スモーキーな香り。 バレル感は弱く言われないとわからないレベル。 ベースのナットブラウンエールが濃いめに感じた。

・2016 Port Barrel Aged Wee Heavy
濃色モルトの香り。 熟成感がかなりあり、甘いけれどもフィニッシュはドライに感じる。 バレルの感じもフレーバーとして出ている。
posted by FB担当 at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行

Modern Times

つづいてモダンタイムズに行きました。

moderntimes.JPG

ダウンタウンから自動車で15分くらいで到着。 あたりは町工場やヌードショップがありちょっと殺伐とした感じのところです。 日本にも輸入されているのでアメリカンクラフト好きの中では知られているブルワリーだと思います。

今回はジェシーさんのコネでプライベートツアーをしてもらうことになっていました。 予定より早く付いてしまいましたが、早速ツアーを開始してくれました。 (忙しいところ本当にありがとうございました。)

mt_brewhouse.JPG

醸造設備は30bbls(約3,600L)で発酵タンクは、30、60、240bblsがあるそうです。 メインはクリーンなビールですが、こちらもやはりバレル等もやっており、バレル等は違う場所に置いてあるとのことでした。 一時間に4,000本くらい詰められる自前の缶詰め機械もあり規模の大きさを感じました。

他のブルワリにも置いてあったのですが、ワインを輸入するステンレスタンクをうまく利用してるようで、こちらではブレタノマイセス等の発酵に使用しているとのことでした。

mt_counter.JPG

他のブルワリー同様、工場内には大きなテイスティングルームが備えられておりビールが楽しめるのはもちろんのこと、写真左手の部分ではコーヒーのローストもしており、コーヒー豆の販売もしていました。 コーヒーローストのスペースも伸びているそうで、近いうちにカフェスペースも設ける予定とのことでした。

以下飲んだビール。

・Fruit Lands
ゴーゼをベースにパッションフルーツとグアバが入ったビール。 物すごく強いフルーツ香。 酸味があり後味がスッキリしている。

・City of Dead
バーボンバレルエイジのコーヒースタウト。 コーヒーの焦げたような香り。 バーボン樽の感じは弱く微かに感じる程度。 甘いコーヒを思わせるテイスト。

・Under World Dream
IPA。 ホップの香りが強い。 飲むと甘味がありホップキャラクターもあるが渋味はほとんどなし。 全体的に甘めで少々しつこい。

バーボンバレルエイジド・コーヒーというコーヒー豆があったのでお土産に買ってみました。
posted by FB担当 at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行

Monkey Paw

サンディエゴのダウンタウンにあるMokey Pawへ行きました。

monkey.JPG

次の予定まで少し時間があったのでもう一軒どこかに寄ろうとのことで探したところ、知り合いから教えてもらったリストにありかつコロナドで飲んだコラボビールがなかなか良くできていたMokey Pawに決めました。

サンディエゴのダウンタウンに入って程なくして到着。 周辺は再開発が為されており、数年後には随分と変わっているのではないかと思われます。

monkey_counter.JPG

到着したのは12:00前くらいの月曜日と言うこともあり、結構すいていました。 時間があまりなかったので軽くテイスターを頼んでみました。 以下飲んだビール。

・Gose
少々ウォートのような香り。 酸味が強く後味にタートな感じが残る。 塩の感じはほとんど感じられない。

・Chunck Alei (Monkey Paw Nessie '90/-)
チョコレートモルトの香りが強い。 ドライでスムーズ。 農色麦芽のフレーバーで甘さが残る。 アルコールの弱いWee Heaveyと言った感じ。

・Stanic Chimp
ホップの香りと背後にモルト。 ミデアムボディでホップのフレーバーもしっかり付いているレッドエール。
posted by FB担当 at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行

Coronado Brewing

コロナドブルーイングに来ました。
coronado.JPG

昨晩泊まったモーテルでは朝食がついていたのですが、ちょっと寝坊して逃してしまいました。 そこでブランチをとることにして、一番早くやっていそうなコロナドに行くことにしました。

サンディエゴ・ベイブリッジを渡りコロナド島に入り、一路コロナドブルワリーへ。 少し早めにに到着したのでオープンの10:30まではあたりを散策し、オープンちょうどに店内に入りました。

coro_brewery.JPG
カウンターの後ろには醸造設備が見えますが、発酵タンク等は隣の建屋にあるようです。

coro_beer.JPG
早速テイスターを注文して飲んでみました。 以下テイスティングノート。

・Agave Strong Lager
メキシカンラガーとのこと。 モルティな香りとクリーンな香り。 しっかりとしたモルトのボディでホップのキャラクターもしっかりある。

・Coronado Comon
カリフォルニア・コモン。 ノーザンブルワーホップの様な香り。 カラメルモルト主体のボディにしっかりとしたホップ。 少々クリーンさに欠けるが、全体的に佐倉スチームに近い出来。

・Border Hopped Amber
メキシカン・アンバー・ラガー。 これも珍しいスタイル。 メラノイジンの香り。 モルティでホップはかなり控えめ。 ラガーらしく少々硫黄の香りがある。

・C-Monkey
Monkey Pawとのコラボで造ったストロングPA。 柑橘系ホップの香り。 モルト感とホップがしっかりと着いている。 ホップの渋味はない薄い色。

・Berry the Hatchet
ラズベリーの香りが強い。 凄く濁った外観。 飲んだ感じもラズベリー。 後味に少し甘味が残る。

仕事で朝からビールを飲むのがこんなに辛いとは。 トホホ。
posted by FB担当 at 07:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ビール紀行