2015年08月21日

2015年8月の勉強会

今回のお題目は「セッションIPA」。 最近流行りのスタイルなので色々な種類が売っているかと思いきや、 瓶詰めされている製品は以外と少なくなんとか3本入手しました。 (直前に参加者の指摘により大手メーカーも出していることが判明したのですが間に合いませんでした)

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左から Gilgamesh Hoot AttackBlack Isle Session IPAStone Go To IPA。 それぞれの産地は、オレゴン@アメリカ、スコットランド、カリフォルニア@アメリカでした。

さてこのスタイル Beer Judge Certification Program (BJCP) の2008年版スタイルガイドラインだと「スペシャルティ・ビア」として審査するしかなかったのですが、最近発表された2015年版では「スペシャルティIPA」というサブカテゴリが出来、審査カテゴリーも変更になりました。 しかし、ブラックIPAやベルジャンIPAと言った割りと古くからある特定の“IPA”に関しては説明があるものの、セッションIPAに関してはそれがありません。

エントリーする際の注意点として記載されている項目には、 すでに定義されている別のサブカテゴリーのアルコール強度が違うもの(例えば、セッション・アメリカンIPA)を使用しても可とされているので、今回はアメリカンIPAのアルコール度をセッション(ABV 3.5〜5.0%)に読み替えたものをスタイルガイドラインとして使用しました。

以下、テイスティングノート。 「点数」はFB担当が付けた点数、「平均点」は参加者(6人)の平均点です。 (どちらも50点満点)

Gilgamesh Hoot Attack (点数32、平均点30)
弱いホップのアロマ。背後に若干のモルト香。IPAを名乗るにはホップアロマが弱い。 金色で細かい泡。持ちも良し。 ホップフレーバーは強めで苦味もある。ドライだが少し渋味が残る。 ミデアムライトなボディ。 渋味が気になる。

Black Isle Session IPA (点数25、平均点25)
若干ホップよりな香り。かなり強くダイアセチルを感じる。 濃い金色のボディ。細かく持ちのよい泡。 飲むとダイアセチルフレーバーが支配的。 次にホッププレーバーが来るが渋味が強い。 ミデアムライト、中程度の炭酸。 オフフレーバーが強いためかホップのキャラクターが弱めに感じた。

Stone Go To IPA (点数35、平均点36)
グレープフルーツのような柑橘ホップのアロマ。背後にモルト香。 薄い金色で透明。細かく持ちのよい泡。 強力なホップフレーバー。モルト感は弱めでカラメル感はなし。 ドライなフィニッシュだが少し渋い。 炭酸は強めで、ミデアムライト程度のボディ。少しアルコール感を感じる。 セッションと言うよりはスタンダードなアメリカンIPAと言っても過言でないかも。

これまでに無いスタイルガイドラインの使い方だったので、ちょっと評価に手間取りました。 新しいBJCPスタイルガイドラインに早く慣れるよう、もう少し訓練が必要に思いました。

久々の典型的なダイアセチルは初期の地ビールブームを思い起こさせ、 少し懐かしい香りに感じました。 とは言うもののこれをパイントで飲むのはちょっときついですね。
posted by FB担当 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テイスティング